『EXILE』TAKAHIRO(34)、女優・松坂慶子(66)、山口まゆ(18)、柴田杏花(19)、『劇団EXILE』秋山真太郎(36)が11日、東京・TOHOシネマズ日比谷で映画『僕に、会いたかった』(監督:錦織良成/配給:LDH PICTURES)公開記念舞台あいさつを錦織監督(57)とともに開いた。
ある事故をきっかけに、記憶を失った徹(TAKAHIRO)。その徹を
雄大な自然に囲まれた隠岐の島で優しく見守る母・信子(松坂)や周囲の人々。そこに、島の者が『島親』としてサポートしている都会から“島留学”と題して越境入学してきた生徒たちもやってくる。温かい日々を過ごしていた徹だったが、事故の真相を知る機会が訪れ……というヒューマンドラマ。
ステージに上る際、TAKAHIROが松坂に手を貸し、司会からそのことを言われると、「ジェントルマンなんで」と笑ったり、目元を拭う観客に「花粉症?」と、おどけて和ませるなかイベントをスタート。
母・信子を松坂が演じたことへは、TAKAHIROは「こんなにお綺麗いな方がお母さんで」と、サラリと歯の浮くようなセリフを。さらに「島親」の設定でTAKAHIROの“娘”を演じた山口が本作を誰と観たいかと質問された際にTAKAHIROが食い気味に「彼氏か!?お父さん彼氏は許さないぞ!」と、笑わせにかかる。
しかも、TAKAHIROは「俺の隣に彼氏を入れたら絶対に駄目!そうなったらずっとつねってやる(笑)」と、父性を前面に押し出して爆笑させたり、柴田の本日の衣装が背中がばっくり割れてセクシー目だっため「布は心配になるんです。できるだけ布を使ってほしいんですよ」と、“親心”を見せていた。
そんなお茶目さ全開のTAKAHIROへ錦織監督は「軽口を叩いてますけど真面目な人なんです」と、フォローしだし、松坂も、「現場では真面目でストイックでした。泣くシーンではちょっと離れて役作りをしていたりとか……でも、いまは面白い人になってますね」と、援護。これにTAKAHIROは「みなさんの見えないところで釣りもしていたので、心が痛いです(苦笑)」と、“面白い人”にキャラを全力で振って楽しませていた。
この日は母の日ということで、TAKAHIROから松坂へカーネーションの花束をサプライズプレゼントするという企画も。TAKAHIROは「これからも息子でいさせてほしいという一心からです」と、下心を隠さずに伝えていたが、松坂も感激といった様子だった。
TAKAHIROから「きのうようやく初日を迎えまして、いろんな年齢層の方が観に来てくれていると聞きました。もっとたくさんの方々に観て頂けるようにキャスト・スタッフ一堂盛り上げていきたいと思います」と、呼びかけ、降壇の際も松坂に再び手を貸す優しさを見せながらその場を後にした。
映画『僕に、会いたかった』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!