“キンプリ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉(20)が初主演する映画『うちの執事が言うことには』(監督:久万真路/配給:東映)。
その永瀬が演じる主人公の名門・烏丸家第27代投手の烏丸花穎の魅力の詰まったスペシャル映像が映画の公開日となる17日、解禁となった。
「初めまして。烏丸花穎です」と美しい笑顔で自己紹介するところから映像はスタート。頭脳明晰で色彩感知能が人よりも優れているキャラクターということを感じさせるとともに、留学先のイギリスから5年ぶりに帰国した翌日、突然父の引退と自分が当主になったことを知らされる。さらには、仏頂面の見知らぬ青年・衣更月(清原翔)が自分に仕える新執事になるということを知り戸惑うシーンも。
不本意ながら主従関係を結んだ執事・衣更月を受け入れられず、さらには「烏丸家の当主としての分別をお忘れなきよう」と仏頂面で小言を言われイラつく花穎。しかし、未熟ながらも烏丸家の新当主として、自ら飾る絵画を選んだり、当主としての仕事に取り組んだり、初めてだらけの出来事を一生懸命こなすいじらしい姿なども垣間見える。当主として始めて出席した芽雛川家のパーティーでは慣れない対応に一苦労。しまいにはトイレの個室に閉じこもって「もう帰りたーい」と弱音をこぼすシーンもあり、花穎の年相応のキュートさを見せている。
さらには、芽雛川家のパーティで出会い、当主として初めてできた友達の赤目刻弥(神宮寺勇太)とケーキの色について語り合う意味深なシーンも。ケーキの色について「複雑な色素に満ちあふれているが、嫌な感じじゃない」と、色彩感知能力が高い花穎だからこそのシーンにも仕上がっている。
撮影では「監督から、花穎はただワガママなだけでなく、みんなに愛されるキャラクターになってくださいと言われ、そこを意識して演じていた」という永瀬。「花穎は、生まれつき色彩感知能力が高くて、それが原因で小さい頃にトラウマになるようなことが起こったりもしている。そこを踏まえつつ、花穎自身の人としての温かさ、烏丸家の使用人たちを大事に思う気持ちを大切に演じました。花穎と衣更月がともに成長するように、僕自身も花穎と一緒に成長できました」と、得るものがあったようだ。
映画『うちの執事が言うことには』&スペシャル動画(https://youtu.be/vnZCgpOIhIw)ともに絶賛公開中!
※記事内画像は(c)2019「うちの執事が言うことには」製作委員会