劇場版『パタリロ!』(監督:小林顕作/配給:HIGH BROWSING CINEMA)~全部見れます!映画!舞台!舞台!~「パタリロ!」オールナイト上映会が7日、東京・TOHOシネマズ新宿で開かれパタリロ役・加藤諒(29)、マライヒ役・佐奈宏紀(22)、原作者の魔夜峰央氏が登壇し、司会は小林監督が務めた。
シリーズ累計発行部数が2500万部を超える人気漫画『パタリロ』が2.5次元舞台に続いて、銀幕へ進出!アニメーション制作会社『白組』が担当したVFXも加わり、見たことあるけど観たことない『パタリロ』が楽しめる。作品ではマリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世(加藤)がロンドンを訪問したこと暗殺者に狙われたりとドタバタが展開するというもの。
来場者500人に、タマネギ部隊になりきれそうな“タマネギ紙帽子”が配られるという遊び心満載で和気あいあいな雰囲気。
夜10時からというイベントということで加藤は「パジャマパーティーみたいな気分で楽しんでください」と、呼びかけ和ませる。一方、佐奈はテンションも高く自己紹介をその場でくるりとターンしてポーズをとって、あいさつしたり、「僕こういう舞台あいさつ初めてなんです。ポップコーンの匂いがするなって」と、率直な感想を伝えて笑いを誘うことに。
加藤はポスタービジュアルに思い入れがあるようで、自身の名前だけしかクレジットされていないことに感慨深げで「哀川翔さんが劇中で吠えてたりするのに、僕の名前しかなくて恐縮ですよ。でも、ありがたいですね」と、ニッコリ。
一方、魔夜氏は作品へ「うまい噺家の話は寝ますよね。この作品で寝るかどうかです」「舞台を映画っぽい感じにしたので、あまり期待しないでください」と、作品のハードルを下げたり、つるりとラストシーンのネタバレをして、会場は大爆笑となった。
「自分が携わっている作品なので、客観的に観れないんです。ですから、観た人は感想をSNSなどで書いてください!エゴサーチで読みます。とにかく何も考えずに笑ってください!」と、アピールしていた。
劇場版『パタリロ!』は28日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国順次ロードショー!