アイドルグループ『乃木坂46』で女優・堀未央奈(22)、清水尋也(20)、板垣瑞生(19)、間宮祥太朗(26)、桜田ひより(16)、上村海成(22)、吉岡里帆(26)が12日、東京・新宿バルト9で映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』(監督:山戸結希/配給:東映)完成披露舞台あいさつを山戸監督とともに開いた。
漫画家・相原実貴氏の販売部数450万部を超える恋愛漫画『ホットギミック』を実写映画化。自分に自信の持てない女子高生・成田初(堀)が主人公。そんな初と、不器用な幼馴染・橘亮輝(清水)、人気モデルの幼馴染・小田切梓(板垣)、兄の成田凌(間宮)という3人の男性とのリアルな心情と恋愛感情を描いた作品に仕上がっている。
本作は上海国際映画祭のアジア新人部門・優秀女優賞にノミネートされたということを祝福された堀は、「ビックリして実感が湧かなかったんですけど、世界中の方に『ホットギミック』の良さを知ってもらえるようにと思っています」と、弾みになった様子。山戸監督も、「堀未央奈さん以外ありえなかったなと言うくらい輝いてくださって」と、絶大な信頼を寄せていた。
作品へ清水は、「女の子の物語と思っています」と評する。続く、板垣は清水のコメントにうなずきながら「今までの青春恋愛映画を飛び越えるものだと思います。本当にこの映画で人生が変わる人がいっぱいいるんだろうなって感じることがあって。スタッフ・キャストもそうですけど、監督が命をかけて、撮りきろうとしている姿が、現場でもみんなその姿を見て一生懸命やっていたんです。いろんな映画があるんですけど、1つの作品に命をかけれる映画ってないと思うので、1人でも多くの人に観てもらえれば」と、切々と熱い思いを訴える。
すると、間宮が、「すごいしっとりしてるね(笑)」とツッコミ、「とにかく堀未央奈がカワイイですよ!」と、軽く切り出したが、「自分からしてみると、中学校のときに思春期を迎えて、女の子を意識するようになって、女の子ってなんであんなふうに過ごしているんだろうと思っていたんです。作品に携わって、ちょっとだけそれがわかるような気がするって。あのときこういうことを考えていたんだとか、女の子と向き合っていたんだと感じましたね。新しい映画になっていると思いますよ。音楽の入れ方、カットのつなぎ方とか楽しんでもらえたら」と、かなり熱く語り「しっとりしちゃったな」と、苦笑いだった。
そして山戸監督が、「まだ映画は公開されてませんけど、2を撮りたいです!尊敬しているキャストの方々と」と、キャスト陣に声をかけ堀は「すごく嬉しいです!2があるとしたら、もっともっと成長した役で演じられたら!」と、応じることに。
その女優としての成長のために、「側転の練習をしています。アクション女優になるのが夢でミラ・ジョボビッチさんが夢なのでなにかできることあるかなと思って側転からやってみようと思って」と、真面目に話していた堀だが、フリップに描いた側転する絵の方に話が集中し「画伯だ!」と、共演者たちからツッコまれまくり、恥ずかしそうにはにかんでいた。
映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』は28日より全国ロードショー!
※初稿にて上村さんの名前に誤植がありました。お詫びして訂正致します。