椎名桔平、苦渋の選択エピソードにEバイクを選んだゆるゆるトーク!重いドラマ題材には真顔で「是非もないが、安楽死に対して考えることが大事」

椎名桔平、苦渋の選択エピソードにEバイクを選んだゆるゆるトーク!重いドラマ題材には真顔で「是非もないが、安楽死に対して考えることが大事」1

 俳優・椎名桔平(54)が20日、都内でWOWOW「連続ドラマW 神の手」(監督:兼重淳)の完成披露試写会に、共演の杉本哲太(53)、鈴木砂羽(46)、北村有起哉(45)らとともに出席。苦渋の末、患者の安楽死を選ばざるを得なかった医師役の椎名は「安楽死には是非もないが、考えていくことが大事だなと思った。年老いた方が安楽しすることで終焉を迎えるのとは違い、今回のドラマは21歳の若者の安楽死を題材にしたことで、世代に関係なく迫ってくるものがあるなかでこの役を演じたが、このドラマを観ることで、安楽死に対してより真剣な眼差しになっていただければうれしいし、家族同士でも触れにくい話題なので、会話が生まれるきっかけになれば」。一方、椎名と対立するジャーナリスト役の鈴木も「作品を通して死生観を考えさせられたし、生きているその隣に死があったら、自分ならどんな選択をするだろうと考える。人それぞれだが、ドラマを観てみなさんも自分なりの考え方が生まれたらいい」としみじみとPRした。

 終末期医療における安楽死の是非という重大な社会問題を真正面から取り上げ、日本の現代医療のあり方を問う社会派サスペンス。

 杉本とは”コードブルー”以来の共演となる椎名だが、杉本に対して「あなたは脳外科の人、私は救急。その前はアウトレイジ(でも共演した」とのっけかゆるゆるモードだったが、杉本が「(椎名とは付き合いが)長いんですよ。Vシネマ全盛期以来」。椎名も「もう四半世紀になる」と息ぴったり。

 一方、「砂羽さんとは2回目(の共演)。でもずいぶん前」という椎名に、鈴木は「(共演は)久しぶりすぎて最初は硬かったが、そのうち、桔平さんはおしゃべりすればするほど打ち解けてくれる人だと思い出して、ジンギスカンの話からどんどん笑顔が増えた。ドラマでは対立する役柄だが、現場で作品を創っていくときは心や腹を割って話したいので、頑張ってアプローチした」と明るい笑顔。

 作品のテーマにちなんで、最近した苦渋の選択については鈴木が「最近引越しをして、前は駅から歩いて2分だったのに今は駅から11分なので、傘を持つか持たないか、カッパを着てみようかとか、梅雨時なので毎日苦渋の選択をしている」とゆる〜い回答。それに最近健康を意識しているという椎名も「新しい自転車に買い替えようとお店に行ってすぐに乗れるというのがクロスバイクと電動バイクの2台で、自分は健康やスポーツに熱意があるので初志貫徹でクロスバイクにするはずが、いろいろ機能を聞いてやっぱり電動自転車を選んでしまった」と同様にほんわかコメント。重いテーマを題材にしたドラマの出演陣とは思えぬゆるい空気感で観客を和ませていた。

 23日22時スタート、全5話(初回のみ無料放送)。

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椎名桔平

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鈴木砂羽

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杉本哲太

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北村有起哉

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