俳優・高橋英樹(75)が25日、都内で海の深層水『天海の水』アンバサダー就任式をお笑いコンビ『カミナリ』の竹内まなぶ(30)と石田たくみ(30)とともに開いた。
赤穂の甘塩などで知られる赤穂化成株式会社が高橋を同社の『天海の水』アンバサダーに起用。同日よりWEBCM動画が同社公式サイトやバナー動画広告などを展開していき、広く伝えていく。
WEBCMでも伝えているが、高橋は起用以前の2年前から、朝起きてから1日の終わりにも同社製品を飲んでいるといい、昨年12月に本社にも訪問したという高橋は「海のそばで素敵な会社で、会社のみなさんも温かくて。ご縁というのは不思議なものですね」と、しみじみ。アンバサダーとなってクリスタルトロフィーをプレゼントされ「素敵なトロフィーでこの歳になるとなかなかないから嬉しいです」と、笑みを浮かべた。
健康には気を使っているという高橋は、「まだまだ人も斬りたいし(笑)」と、時代劇俳優として茶目っ気たっぷりに語りつつ、「健康な姿をみなさんにお見せしたいので、週に1回の運動、インナーマッスルとか、快食、快眠、そしてお水を飲むことが大事ですね」と、コメントを寄せる。
高橋といえば、娘の高橋真麻とともに今年2月にグレープカンパニーに移籍したことで話題となった。そのため、今回のお祝いに事務所の先輩である『カミナリ』が駆けつけることに。高橋も「世間では『カミナリ兄さん』と呼ばせてもらってます」と、先輩を立てることも。ただし、まなぶが少々無礼な振る舞いをすると、高橋は「真面目に言うと斬るよ」と、にこやかながらも眼光鋭く切り込み、まなぶを威圧する一幕も。
イベントでは、『カミナリ』もアンバサダーになりたいと言い出し、海に関する漫才を披露したが内容が海の家だったため笑いはとったものの惜しくも逃したり、3人で製品を飲んでまなぶは「まろやかマイルドでまったりしています。奥に甘みを感じる」と、普段飲んでいる水と違いを感じたそうだ。
囲み会見では、高橋の父娘の事務所の移籍について質問が。「前の事務所はうちの奥さんがやっていたんですけど、長いことやっていたので、そろそろ落ち着きたい、娘の結婚を機に娘をどこかにお願いしたいと。それでちょうどご縁があって、グレープカンパニーがいいんじゃないかとなったんですが、娘が『私1人だけ売るの!?』と言って、売れるわけないじゃないと(苦笑)。じゃあ、俺も一緒に行こうかと」というやりとりがあったのだとか。
高橋父娘が事務所に所属してから事務所も大きなところに移転したそうだが、たくみはこの状況に「夢にも思ってないですよ!芸人さんの事務所に役者さんが入ってくるわけないと思っていたからビックリしました!」と、当時のことを回想していた。
さらに高橋へ、事務所で気になる人はいないかと質問が飛ぶと、「『サンドウィッチマン』兄さんはね、人が良くて素敵、これを機に頑張ってほしいし、私も頑張りますし、娘も頑張ってほしい」と、意気込み。
『カミナリ』へも「『カミナリ』は茨城県出身で私は千葉県出身なのでローカル色が強くていいよね。(まなぶの実家から)メロンを頂きましてすごくおいしかったですよ」と、親近感を覚えているという高橋。そこで3人で漫才はどうかとの声にまなぶは「刀を持ってもらって斬ってもらうというのを考えてます」というと、高橋も「なんでもオファーがあれば。新しいもので面白ければなんでもやりますよ!」と、“新人”らしい意気込み。これにたくみが「M-1グランプリはどうですか?」というと、高橋もこれには面食らいつつも「ハードルあがったな(笑)」と、楽しげだった。
また、お笑い芸人というと、前日に吉本興業のタレントが“闇営業”で処分される事態となった。高橋は「襟を正してやってもらいたいなと思います。私達の仕事は公共のことがあるので。優秀な人達が多いので残念です。本当に背景まで知って出演するかというのは難しいかもしれませんが、それも含めてこれからはやっていかないといけない」と、意見を。ちなみに、本イベントは闇ではないのかという問いかけに、高橋は「(グレープカンパニーの)社長が来て闇ってことはないでしょう!きょうもあいさつに来られてビックリしました。やっぱりグレープ入ってよかった」と、事務所移籍も順調な滑り出しといった様子だった。