俳優・藤原竜也(37)、玉城ティナ(21)、窪田正孝(30)、本郷奏多(28)、武田真治(46)、真矢ミキ(55)、奥田瑛二(69)が5日、東京・丸の内ピカデリーで映画『Diner ダイナー』(監督:蜷川実花/配給::ワーナー・ブラザース映画)初日舞台あいさつを蜷川監督(46)とともに開いた。
作家・平山夢明氏の小説『ダイナー』を実写映像化。登場する豪華キャスト陣が全員“殺し屋”役で、しかも殺し合いゲームを始めるというクレイジーなものとなっている。
上映後にイベントが開催。藤原は「どうでしたかと聞きたいですけど武田さんが聞きますよね」というと、窪田も本郷もそれにならい武田へパス。すると武田は観客を煽りまくって声を出させたうえ、「みなさんスクワットしますか?」と、筋肉キャラ全開でオチをつけた。
司会から、誰かに何かに聞きたいことはないかと質問が飛ぶと、藤原は「とくにないです。順調に撮影していたので」と、淡白な返答で、武田が「企画潰し……」と、ツッコミを入れることも。それでも、どうにかして、司会が話を振り続け、藤原は「真矢さんが持っていった感じです。長時間雨に打たれて、真矢さんがいらっしゃると拍手が起こるんです」と、大御所感があったそうだ。
続けて、窪田は武田へ「スペイン語どれくらい練習したんですか?」と質問すると武田は「6回くらい」と、あまりにあっさりな答えが返りあっけにとられていたが、武田は「そんなこと現場で聞いてくれたら良かったのに」と、返して笑いを誘う。
その窪田と武田のやりとりを本郷は「いやー面白いなぁ」と眺めていたが、本郷としては、窪田演じる殺し屋・スキンのビジュアルのことを疑問に思っていたようで、「傷らだけで格好いいんですよ。いろんな過去があってこうなっていると思うんです。そのなかで、耳がちぎれているのはどうして、そうなっているんですか。僕の予想で右耳にピアスをつけていて、セーターを着るときに切ってしまったという感じなのでは?」と、蜷川監督に想像で直談判。すると蜷川監督はちゃんとした設定はないため「セーターです」と、公式に認めて、逆に本郷は驚いていた。
さらに、武田は「現場で隠し撮りアーカイブあるので出したいです」と言って認められたり、奥田は真矢のケリを食らい2メートルほど吹っ飛んだ思い出をジェスチャーでたっぷり表現していた。
イベント後半には、七夕も近いということで短冊に願い事をしたためて公開するコーナーを開催。藤原は『ダイナー2メキシコオールロケ』と、続編を望むと、武田もそれに続き、窪田も『ダイナー世界へ』とする。これに窪田は「もちろん2あったら僕……」と、完成披露試写会イベントのときと同様(藤原竜也 窪田正孝のネタバレしかけをワチャワチャでごまかす!武田真治は“エロい”に「トキメキを感じました」)、ネタバレしかけて、またも共演者たちがわちゃわちゃして助けていた。
一方、ぶっ飛んだ短冊をしたためたのが本郷で『食事をしなくても死なない身体になれますように』と書いてあり、これに本郷は「スタッフの方からぶっ飛んだものをと言われたので、書こうとしたんですけど『それはコンプラ的に……』と言われたので、実に本郷奏多らしい答えをしておこうかなって。食事があまり好きじゃないので」と、ひょうひょうと話していた。
映画『Diner ダイナー』は公開中!