女優・篠原涼子(45)、俳優・佐藤隆太(39)が8日、東京・TOHOシネマズ日比谷で映画『今日も嫌がらせ弁当』(監督:塚本連平/配給:ショウゲート)大ヒット御礼舞台あいさつを塚本監督とともに開いた。
累計20万部を記録したkaorii(ttkk)氏の人気エッセイを実写映画化。八丈島に暮らす主人公のシングルマザー・持丸かおり(篠原)と、反抗期に入りかおりを完全に無視する高校生の次女・双葉(芳根京子)へ凝りに凝った“仕返し弁当”を作り続けるという、お弁当に込められた花の愛情あふれる姿が胸を打つ感動作品。佐藤は、かおりのブログのファン読者のシングルファーザー・岡野を演じた。
上映後、泣いて笑った観客が続出するなかでのイベント。篠原もその声や歓声を舞台袖で聞いていたそうで、「壇上に上がらせて頂く前に、終わった後の拍手がワーっとなったときに、本当に嬉しくなって!」と、胸いっぱいになったとしみじみ。
イベントは観客から事前に集めた質問に答えていくものとなり、1問目には好きなお弁当のおかずと嫌いなおかずを問われ、篠原は「玉子焼きですね、彩りになるので。嫌いなおかずは、おかずとしてというか、悲しかったのは納豆ですね。納豆は納豆で好きなんですけど……」と、共感の声が飛ぶことも。佐藤はといえば、「梅干しがあるとテンション変わります。食べれないもの、パクチーとかパクチー弁当とかはつらいかなって」。
続けて、篠原に初めてお弁当を作ったときのことへ質問が。これに篠原は、「中学生のときに作りました。玉子焼きとウインナーがあって、全部を乗せて、トマトを作っていた感じです。姉がもともと作っていて、私もマネて作ろうと思ってそれで作って食べていましたね」と、懐かしげ。
さらには、どうしたらそんな素敵な女性になれるのかという問いかけに、篠原は「滅相もございません!ヘアメイクさんとスタイリストさんの力をお借りしているので」と、謙遜していたが、「いろんな人たちに見つめられたらいいことありますよ。幸せな気持ちになりますから」と、アドバイス。そこから具体的にも答えていくこととなり、「水分補給はすごいしています。ミネラルウォーターはヨガとかやりながら3リッターくらい、デトックスは20代中盤から心がけているんです。それとお水を変えたこともあって、お水を大事にするようになりました」と、明かした。
そして、篠原は、「この作品の後半は続きがあるような感じなので……」と続編を熱望するコメントをすると、塚本監督も「やりたいですね。やろうと思えばいくらでもやれそうなので」と、意欲を見せ、これに観客も沸き上がっていた。
映画『今日も嫌がらせ弁当』は全国ロードショー中!