舞台でもさまざまな表情を見せる桜井
アイドルグループ『乃木坂46』の桜井玲香（25）が9日、都内スタジオで舞台『THE BANK ROBBERY！～ダイヤモンド強奪大作戦～』（演出：小林顕作）けいこ場取材に登場した。
イギリスで大ヒット上演中の全員詐欺師のコメディーが日本初上陸！1958年夏のアメリカ合衆国ミネソタ州が舞台。ミネアポリス都市銀行がハンガリーの国王子から高価なダイヤモンドを預かることになるのだが、それをめぐってスリ、脱獄囚、泥棒、詐欺師らがダイヤモンドを巡って窃盗の陰謀をめぐらせることとなる。身元が取り違えられたり、恋の三角関係も起こったりとハラハラドキドキのサスペンス要素のあるコメディー作品となっている。
桜井は結婚詐欺師のカプリス役を演じる。公開されたシーンでは電話1本で男性を騙す演技をしており、電話を置いた瞬間に悪そうな笑みを浮かべたりしていたが、「電話を4、5人に同時にかけられるような器用さもあります」と、アピール。
ただし、「時々自分がヒロインなのかなと思うようなシーンもあります」という桜井は役作りへ「台本を頂いて本国の動画を見たら、大人な感じで行くなと思っていたんです。それを（小林氏に）全部ぶち壊されたんです（苦笑）」と、はねつけられたそうだが、「日本オリジナルのカトリスができていってるなって感じです。日本でしか観られないです」と、キャラクターに自信を見せる。ちなみに小林氏によると、日本版カプリスは「玲香そのまんま」となっているそうだ。
会見終盤には卒業についても質問が。桜井は、「きのう発表させて頂いて、きょうなので緊張してきたんですけど、みなさん温かくカンパニーのみなさんも温かく迎えてくださいました。アイドルのときの舞台はラストということで、ラストスパートで全部かけるつもりで、グループの仕事を上回っちゃうくらい全部をこの舞台に懸けたいです！メンバーに怒られない程度に頑張ろうと思っています！！」と、熱量の高さを伺わせていた。
舞台『THE BANK ROBBERY！（ザ・バンク・ロバリー）～ダイヤモンド強奪大作戦～』東京公演は8月2日から同12日まで新国立劇場 中劇場にて、大阪公演は8月16、17日に森ノ宮ピロティホールにて上演！
■キャスト
サム・モナハン：原嘉孝
カプリス・フリーボイーズ：桜井玲香
ミッチ・ラスチッティ：元木聖也
ニール・クーパー：尾上寛之
ルース・モナハン：しゅはまはるみ
ロビン・フリーボーイズ：大堀こういち
ウォーレン・スラックス：市川しんぺー
ランダル・シュック捜査官：田中要次
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