“ミッチー”の愛称で親しまれている俳優・及川光博(49)が23日、東京・有楽町朝日ホールで映画『引っ越し大名』(監督:犬童一心/配給:松竹)完成披露試写会を俳優・星野源(38)、高畑充希(27)、小澤征悦(45)、正名僕蔵(48)、『ずん』飯尾和樹(50)、犬童監督(59)が登壇し、大盛り上がりとなった。
『超高速!参勤交代』シリーズで新たな時代劇のジャンルを開拓した作家・土橋章宏氏の傑作時代小説『引っ越し大名三千里』が原作。テーマは国替えこと“引っ越し”!その“引っ越し”を幕府から生涯に7回も命じられ、『引っ越し大名』と呼ばれた実在の大名・松平直矩(なおのり)のエピソードを基に、お国の一大事を救うため、姫路藩の藩士たちが、あらん限りの知恵と工夫で引っ越しを乗り切ろうと奮闘する物語。星野はこのプロジェクトの鍵を握る『引っ越し奉行』に任命された引きこもり侍・片桐春之介を、及川は“引っ越し大名”の異名をとる松平直矩を演じた。
全員和装で登壇し作品コンセプトに合わせるように城のセットを引っ張るようにして登壇するユニークなものに。
その中で及川は第一声から観客たちに「せーの!」とマイクを向け「ミッチー!!」の声が飛び交いまくる。すると横から星野が「みっちゃん声枯れてますよ(笑)」とツッコむと、21日に約4ヶ月にわたるワンマンツアーを終えたと説明しつつ「喉を酷使しました」と、苦笑い。それでも「バカ殿ならぬ、“エロ殿”です」と、色気たっぷりな姿も。
作品にちなんで、最近あった“無理難題”はないかという質問も飛んだが、及川は、「高校時代アイスじゃないグラウンドホッケー部だったんです。大学に進学するときに、先輩たちが当然のように先輩たちがホッケー部入部するんだろうな?って勧誘があったんです。でも、バンドをやりたかったし、俳優養成所にも通いたいと思って、やめさせてくださいと言ったんです。じゃあ、シュートを入れたらやめていいよと言われたんです。それで僕、ディフェンスだったんですけど、シュートを入れないと、自分の未来がかわっちゃうと思って、何とかシュートを入れたんです。あれでホッケー部に入っていたらデビューしてなかったと思います」と、ドラマのような話に観客達からも拍手が湧き、「ありがとう!」と、投げキッスでお返しして楽しませていた。
その後、飯尾へ、登壇者たちにあだ名をつけるという無茶振りが行われたが、その際に、星野、高橋、及川の3人へ「国産ホワイトアスパラ三兄弟」と命名。3人は大爆笑だったが及川は高橋の肩に手を回して楽しんでいる様子も見せていた。
映画『引っ越し大名』は8月30日より全国公開!
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