アイドルグループ『NEO from アイドリング!!!』の古橋舞悠、関谷真由、橋本瑠果、佐藤麗奈、佐藤ミケーラ倭子が4日、東京台場・青海周辺で開催されたアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』(通称:TIF)に登場。4年ぶりの本イベント限定復活に、ファンたちから温かな歓声を受けた。
アイドルグループ『アイドリング!!!』の派生ユニットとして2013年にグループに加入した“NEO期生”メンバーが在籍したユニット。15年10月『アイドリング!!!』メンバー全員卒業に伴い、活動を終えていた。今年はTIFが10年目を迎えるということで、『アイドリング!!!』が限定復活したことに合わせて、『NEO from アイドリング!!!』も限定復活となった。
黒の大人っぽい衣装でステージに立った5人。自分たちで決めたというセットリストの1曲目は13年11月にリリースしたデビューシングル『mero mero』から。4年ぶりとは思えないようなキレのいいダンスで魅せると、続けては『胸アツ生誕祭!!!』を披露。
パフォーマンス直後に自己紹介をした後、古橋が少し息を切らせながら「ちょっと、待って。4年ブランクがありまして、お水飲んでいいですか?」と、話してさっそく笑いを誘う。満員となった会場を見回しながら、古橋は、実は本ステージに不安があったと告白し、「何がすごいかって、お客さん5人くらいしか来ないんじゃないかと思っていたんです」と、胸をなでおろしたそうで、「次にいつ会えるかわからないから目に焼き付けて頂ければ」と、呼びかける。
さらに、NEOのメンバーの発表の場がTIFだったためそのころの思い出をトーク。当時、ファンの前で1人1人特技を披露したが、ファンから「一輪車!」の声が。これに橋本が敏感に反応し、「一輪車大成功でしたよね(笑)」と、言い出す。これにメンバーたちから「大成功!?」「2秒も乗れてなかったよね!」「誰でもできるくらいだった」と、橋本の“黒歴史”を思い起こさせる結果で、“改ざん”とはいかず会場を沸かせた。
そんなイジられていた橋本は、4年前より身長が20センチ伸びたそうで、当時のダンスはメンバーの身長を考慮したフォーメーションだったことから、佐藤が「練習で踊っててなんかおかしくない?って思ったら瑠果の身長が伸びてて。瑠果ちゃん小っちゃい子組だったから」というと、橋本は「いまめっちゃ視界がいい!」と、ニッコリだった。
ライブパートではアップテンポナンバーの『無限ラビリンス』、夏の切なさを帯びる『キミといたナツ』と再び2曲連続の披露し、『アイドリング!!!』内でも最年少だった橋本があと2ヶ月で二十歳を迎えるということに感慨深げで、「また集まるのは10年後かな?」「みんな子供いるって(笑)」「そうしたらファンの方に抱っこしてもらってやろう(笑)」と、明るい未来を思い描いてファンたちを和ませた。
ラストの楽曲は疾走感のある『Sakuraホライズン』をパフォーマンスし、歌唱中にも「来てくれてありがとう!」「また、10年後に会いましょう(笑)」と、声をかけた。
舞台袖へ下がる前には再び1人ずつファンへごあいさつ。「幸せでした!」「きょう限りの復活だけど、またできたらいいな」とさまざまに感慨深げにコメントし、ファンやスタッフにあらためて感謝しつつ、まだまだ歌い足りないのか「『Someday,Somewhere』でも歌ってく?」と、未来で再び逢うという約束が印象的の歌詞の楽曲をアカペラで歌唱しながら余韻を残してステージを降りた。
※アイドリング!!!4年ぶりパフォーマンスの記事はコチラ!
・アイドリング!!!ちょっと抜けてるらしさ全開の4年ぶり“同窓会”!新衣装でファンから「おかえりー!!」の温かさがエモいステージ