“金爆”での愛称でも親しまれる4人組ビジュアル系エアバンド『ゴールデンボンバー』の鬼龍院翔、喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二が10日、東京・神宮球場で開催された『2019神宮外苑花火大会』ステージでトリを飾った。
東京の夏の風物詩である神宮外苑花火大会が40回目となる今年も開催。ゴールデンボンバーは2010年に軟式球場で初出演、17年には軟式球場でのトリを務めていたが、今年はメインとなる神宮球場ステージのトリを務めるという堂々たるステージとなる。
その記念すべき1曲目は『マツケンサンバII』を“けん”つながりで樽美酒が松平健のような格好をし、ほかの3人はマツケンサンバのダンサーズの装いで、“ダルケンサンバ”としてパフォーマンス。出てきた直後には樽美酒の着物を破いてふんどし一丁になるという演出も目を引くことに。
『抱きしめてシュバルツ』では、“遠山の金さん”風の格好をして現れた喜矢武が、肩の桜吹雪を見せる……かと思いきや、ブラジャー姿となりそこに桜吹雪が!そこから暴走する喜矢武を止めようと鬼龍院が近づくと、腰に刺した刀を抜いた喜矢武が“乱心”し次々にメンバーを斬っていくというコミカル展開で、最後に斬られた歌広場も桜吹雪なブラジャーと下着をしているというものでオチをつけていた。
途中のMCではなんとラストの楽曲が『女々しくて』になることを予告。ラストの瞬間に花火が上がるようにしたいという気持ちからだそうだが、その『女々しくて』前には約4分ほど余ってしまい、フリートークで楽しませたり、今年の『紅白歌合戦』を意識しているようなコメントを残して、笑いを誘った。
そして午後7時30分、花火の打ち上がり時間に合わせ、打ち上がった瞬間にしっかりパフォーマンスを終え、無事にトリを飾っていた。
■セットリスト
M1:マツケンサンバII
M2:抱きしめてシュバルツ
M3:トラウマキャバ嬢
M4:令和
M5:女々しくて
※初稿にて「トラウマキャバ嬢」の表記を間違えておりました。お詫びして訂正致します。