女優・桜井日奈子(22)が主演を務めるFODオリジナル連続ドラマ『ヤヌスの鏡』のナレーションを、 前作の主演・杉浦幸(50)が務めることがわかった。FODは、フジテレビが運営する動画配信サービスで、8月16日0時00分より配信開始される。
同ドラマは1981年から1982年に『週刊セブンティーン』にて連載された宮脇明子の人気漫画で、 厳格な家庭に育つ優等生の高校生・小沢裕美(オザワ・ヒロミ)が、 ある時、 厳しい祖母に閉じ込められた納戸の中で、 鏡台を見つけたことをきっかけに“ユミ”という全く別の人格を持った不良少女に変貌してしまう姿を描いた作品。
1985年にフジテレビでドラマ化された際に主演を務めたのは、 当時16歳だった杉浦幸で、この作品が彼女の芸能界デビュー作。当時、デビューと同時にいきなり主演を務めたことや、小沢裕美と大沼ユミという優等生役と不良役二つの人格を演じ分け、その見た目や口調などの豹変ぶりが話題となった。
約34年という時を経て、桜井主演の『ヤヌスの鏡』でナレーションを務める杉浦は、「初めに“ヤヌスの鏡リメイク始まるよ”って友達に教えてもらった時“34年の時を経て、えっ!今”って、スゴくビックリしました。主演を誰がやるのかな~と思ったと同時に当時現場での数々の思い出が走馬灯のように蘇りました。この作品は私の原点であり芸能界の厳しさや楽しさを教えてくれた大切な宝物。その作品に今回ナレーターとして参加させていただけることをとても光栄に思います。新しい世代に受け継がれる『新・ヤヌスの鏡』楽しみにしています」と、コメントを寄せた。
また、ナレーションの現場で杉浦幸と桜井日奈子という前作・今作の主演二人の対面も実現。貴重な2ショットにご注目ください。
■ストーリー
主人公・ヒロミ(桜井日奈子)は、 厳格な家庭に育ち、幼い頃から祖母の貴子(国生さゆり)に厳しく教育されてきた。特に異性との交友については厳しく、交際などもってのほか。 しかし、ヒロミも普通の女子高生と同様に恋をし、ひそかに生徒会長の進東(白洲迅)に憧れていた。
ある時、進東の存在が貴子に知られ、激怒した貴子は納戸にヒロミを閉じ込めてしまう。その納戸で見つけた古い鏡台の引き出しの中には、口紅や香水、さらに母・由起子の破れた写真が…。動揺したヒロミは誤って香水を床に落としてしまう。すると、幼いヒロミが鏡台に映った自分に話しかけている姿を見て、過去の記憶がフラッシュバックし、遂には気を失う。 気がつくとヒロミは全く違う人格のユミに入れ替わっていて…。
◇ FODオリジナル連続ドラマ『ヤヌスの鏡』 概要
■タイトル : 『ヤヌスの鏡』
■配信開始日 : 2019年8月16日(金)0時配信開始 毎週金曜日0時最新話配信
■出演 : 桜井日奈子、 白洲迅、 塩野瑛久(男劇団 青山表参道X)、 仁村紗和、
森マリア/萩原聖人、 国生さゆり
ナレーション 杉浦幸
■スタッフ : 原作 宮脇明子『ヤヌスの鏡』(集英社文庫<コミック版>刊)
脚本 阿相クミコ 青木江梨花
音楽 手島いさむ(Line Drive Record)
主題歌 桜井日奈子 『花と毒薬』 (フジパシフィックミュージック)
企画・プロデュース 清水一幸
プロデューサー 郷田悠(FCC)
演出 水田成英(FCC) 佐藤さやか おおはたしんじ
■制作協力 : FCC
■制作著作 : フジテレビジョン
■URL : https://www.fujitv.co.jp/yanusu/ (公式サイト)
https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4i71/ (配信ページ)