米NBAワシントン・ウィザーズの八村塁(21)が15日、バスケットボールゲームソフト「NBA 2K20」(9月6日発売)のPRイベントに出席。同ソフトのアンバサダーに就任した八村は「僕自身も13歳、バスケを始めたころからやっているゲームで、日本のアンバサダーになれたらいいなと思っていたので、ドラフトされたぐらい嬉しい。最近は日本に帰ってきて日本代表としてもやらせていただいているが、バスケのムーブメントを感じているので、一丸となって日本のバスケを盛り上げていきたい」と意欲満々にPRした。
1999年から発売されている世界で唯一のNBA公認バスケットボールゲームで、これまでに全世界でシリーズ累計売上9000万本を超えるメガヒットゲームの最新版。現役NBA選手も試合のシミュレーションで使うことが話題になるほど、リアルなグラフィックとプレイ感覚、臨場感が特長だが、今作では八村がプレーヤーとしてゲーム内に登場。体を専用カメラで360度からスキャニングしたというが、「カメラが何百台もあって僕の動きや表情を撮っていた。ときにはバスケに関係あるのかな?という表情もリクエストされたが、楽しかった」とご満悦。
この日は、スクリーン上でゲーム内に登場する自身の姿を初めて観たが、「ウォー!かっこいいね!サイコー!」と絶叫。「シュートタッチやしぐさも僕そのもの」と満面の笑み。
「今すぐにでも『2K20』をやりたい」という八村に、選び抜かれた小・中学生の”バスケプレーヤー”がさっそくゲーム対戦。残念ながらゲームの試合では八村のいるワシントン・ウィザーズを選んだ”キッズ代表”に惜敗してしまった八村だが、「動きがさらにしなやかになっていて楽しかった」と大興奮。ゲーム上で自身との対戦には「(ゲーム上の八村が)ダンクを決めたが、相手チームだったけど嬉しかった」とご満悦だった。
この日は、その場でドリブルテクニックも披露したが、キッズからどうやったらNBA選手になれるか?の問いには「NBAの試合を観て練習するとよくなるよ。あとゲームだけしすぎないで、体育館にも行ってほしい。ゲームの技を真似てやると、ゲームをやっている感覚で(リアルのバスケが)できるので、もっとうまくなると思うよ」とアドバイスしていた。