俳優・高崎翔太(30)、佐分利眞由奈(22)、高橋健介(24)が31日、東京・シネマート新宿で映画『恋するアンチヒーロー THE MOVIE』(監督:小泉剛/配給:トキメディアワークス)公開記念舞台あいさつを小泉監督とともに開いた。
何度も再演される人気舞台が高崎主演で映画化!世界征服をたくらむ悪の秘密結社『シャムニャーン』で働く戦闘員・真中(高崎)が、カフェで働く女の子・菜々(佐分利)に恋してしまう。しかし菜々は正義の戦隊・狂犬戦隊ガルルンジャーの大ファンで、真中は1つのウソをついてしまうことに。しかも、そのウソは同僚の戦闘員や怪人のヘルタイガーを巻き込む大騒動へと発展していく……。
高崎は作品が公開され、「大きなスクリーンで上映されてみなさんに観て頂けたことが嬉しいですね。シネマート新宿さんにはお世話になっているのでも戻ってこれて嬉しいです」と、喜びのコメントを寄せる。しかし高橋が「さっき控室でマネージャーさんから言われたことそのまんま(笑)」と、ぼやき笑いを誘うことに。
この日はキャスト陣のなかで、1番低く見えてしまうことに高崎はすねてしまい「監督の隣に並ぶと落ち着きますね。これでも175センチあるんですけど」と、自虐的にいえば、高橋から「高崎くんどこにいるんだっけ?」と、イジり高崎は「こいつ嫌いだ~」と、笑いながら絶叫してトークを盛り上げる一幕も。
真中と自身の共通点へ「まあまあ近いですね。流されやすいところが」という高崎。『シャムニャーン』の同僚や上司のキャストの橋本祥平、根本正勝へは「関係性も近くてすごくやりやすかったですね。根本さんなんか、まんまなんですけど1番役作りしてたかな」と、感心することがあったのだとか。
一方、佐分利はオーディションで初の映画ヒロインを手にした。そのオーディションでのことへ高崎が「監督の似顔絵を書いたんです」と明かし、その描いている間の空気を再現したり、佐分利も「描き終わったあとの空気がすごくて」と、苦笑いだった。
続けて、戦隊のガルレッドを演じた高橋のオーディションの話も飛び出していたが、高崎とワチャワチャと再現。これを見ていた小泉監督は「好青年だったんですけど」と苦笑いすると、高橋は「オーディションに受かっちゃえばこっちのもんです」と、、本作の“ヒーロー”らしくニヤリと笑った。
ほかにも、橋本の話が出た際には、高崎が橋本が現在出演している舞台の名前を挙げて脱線したり、自分にとってのヒーローとはという質問に「ヒーローの概念が変わってきていると思うんです。『TIGER&BUNNY(タイガー&バニー)』という作品ではヒーローが強いヒーローも弱いヒーローも苦労していたり、『僕のヒーローアカデミア』とい作品でもそういう描写があって。自分のなかに曲げない強い心がヒーローなのかなって」と、本作とは関係ない作品を熱弁して“宣伝”し、そのことを司会からツッコまれて苦笑いを浮かべていた。
映画『恋するアンチヒーロー THE MOVIE』は公開中!