映画『劇場版おっさんずラブ ～LOVE or DEAD～』大ヒット御礼イベントが開催！
俳優・田中圭（35）、林遣都（28）が4日、東京・TOHOシネマズ日比谷で映画『劇場版おっさんずラブ ～LOVE or DEAD～』（監督：瑠東東一郎／配給：東宝）初日舞台あいさつを瑠東監督（40）とともに開いた。
モテない独身ダメ男・春田創一（田中）と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵（吉田鋼太郎）、イケメンでドSな後輩・牧凌太（林）の三角関係をピュアに描いたラブコメディドラマ『おっさんずラブ』。“はるたん”こと春田を巡って繰り広げられるおっさん同士のピュアな恋模様が人気を博し、昨年4月に1クールで放送され大人気となり、ついに劇場版となって帰ってきた。
全国30劇場で生中継されるなかでのおものとなり、田中が登壇するなり勢いよくあいさつすると、隣にいた林がうながし、中継カメラに向き直って手を振ったり、田中は真面目にあいさつする林へ「きょういつもより目がでかくない？」と言って、林は「真面目に話してたのに（苦笑）じっとこっちを見てるなと思ったら……」というやりとりがされる、ほのぼのした一幕からスタート。
公開13日目となる4日時点では観客動員数100万人、興行収入は13.5億円を突破と大ヒットしているだけに、客席には5回、10回を観ている観客は当たり前で最高24回という猛者もおり、2人もビックリといった様子。それだけに田中も、周囲から「あな番（ドラマ『あなたの番です』）の現場でも共演している人に、観てよと言ったら『メチャクチャ面白かった！』と。今朝、ナインティナインの岡村隆史さんからも『面白かった！！』ってきて」と、好反応だったそうだ。
イベントでは、ファンが選んだ本作の好きなシーン・ランキングのベスト3を発表。アドリブシーンが多かったことを伺わせるエピソードが連発！鋼太郎のアドリブに返すために、林が必死に準備するあまり田中が止めに入るということもあったなど、3人で丁々発止なやりとりを繰り広げた。
栄えある第1位は『ラストシーンの春田と牧』のシーン。田中は撮影へ「瑠東ちゃんがなんかウルウルしていて、撮影がはじまったばっかりだったけど、俺も好きだったから、俺ももらっちゃって、ヤバいって。冷静にやろうと務めたんですけど……遣都ちょっとそういうところあるんですよと！サウナのシーンでオールアップだったんですけど、遣都がそのときにいいこと言ってその時に泣いたんですよ。泣いて、それが嬉しいというか。彼なりに思うところがいろいろあったんだろうな、一緒にやってきてよかったなって思って。それで遣都に『さっき泣いてたね』と聞いたら、【全然違うこと考えてた】っていって！お前器用か！！って。連ドラから劇場版までを振り返って泣いたって。俺がしゃべってるタイミングで！本当にそういうことを平気でやるんですよ。俺もうなんかすごいショックだったよ！」と、最後は絶叫！しかし、林は悪びれずに「俺、ラストシーンはセンチなかったっすよ（笑）。最終日はちょっとヤバかったですけど難しいシーンで必死だったし、圭くんのあいさつは当たり障りのないことを言ってるなって」と、あっけらかんと話して田中も呆れ気味だった。
その後、客席のファンからの質問に応えるコーナーが開催されたり、吉田からビデオメッセージが送られ、田中へはメッセージがないとお茶目なコメントで沸かせていた。
そして、イベント終盤、田中と林へお互いに向けてのメッセージが。まずは田中から林へ向けて。
その後、客席のファンからの質問に応えるコーナーが開催されたり、吉田からビデオメッセージが送られ、田中へはメッセージがないとお茶目なコメントで沸かせていた。
そして、イベント終盤、田中と林へお互いに向けてのメッセージが。まずは田中から林へ向けて。
「林遣都くん……えっ、なんだろうな。『おっさんずラブ』という作品で共演させて頂くまで、存在は知っていてお芝居も観ていましたけど、対峙してみてパワーとかを感じて。とにかく楽しかったですし、本当に『おっさんずラブ』という作品がここまでピュアなラブストーリーだと思って観てくれているのも、牧という男を遣都が生きてくれたから。だから感謝しています……ん、感謝かな？メチャクチャ楽しかったです！付き合いはこれから一生モノだと思うので、言葉にして1つだけ言うと、たまにズレてるから気をつけろよと。本当に……あの本当に……すっごい、すっごいズレてるから本当に気をつけろよ！」。
続けて、林から田中へ。
「ズレているところも人の駄目な部分もひっくるめて付き合ってくれる人です。圭の周りはいい人間関係で、私生活も仲良くさせて頂いて、撮影はいい思い出だったなと思います。最後のメッセージだと……考えてはいたんです。あっ、そうだ。普段から直接伝えているんですけど、牧を作ってくれたのは春田さんだと思います。こういう設定の物語は大変ですけど、相手が俳優・田中圭だったから構えることなくやっていけたと。映画もすっと戻れましたし、俳優としても春田の役って、誰にもできない役だとお思うんです。この立ち位置でできる人って、ちゃんと俳優業を積み重ねてきたし人しかできない。自分もいつか圭くんがやっているようなことをと思ってやっています。あとは、これからも変わらずいてほしいというか。思い返すと連続ドラマのときに圭がまだ舞台をやっていて、終わって『予定あるの？』といわれてありませんと言ったら『じゃあ遊びに行く？』という感じでなんか変な人だ、変わった人だと思って。そういう誘われ方したことないから 興味が沸いて、ゲームセンターに行くかと思ったら普通に、ご飯に行ってその時間がとっても良かったと思って。さらけ出すことができて、自分が積み重ねてきてものを前面に出していいなと思って、牧ができていって。『おっさんずラブ』という作品でかかわった人には感謝していますけど、圭に感謝しています！」。
映画『劇場版おっさんずラブ ～LOVE or DEAD～』は全国東宝系にて公開中！
※（C）2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
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