俳優で歌手・菅田将暉(26)が6日、東京・Zepp DiverCityで『菅田将暉LIVE TOUR 2019“LOVE”』ツアーファイナル公演を開催。山崎賢人がサプライズで登場したりと大盛況のなかツアーを走りきった。
7月10日に発売した2ndアルバム『LOVE』を引っさげてのツアー。同アルバム内にはオリコン週間合算ランキングでは2位を獲得、収録されている米津玄師 作詞・作曲・プロデュースの楽曲『まちがいさがし』も収録されているが各所配信ストアにて1位を席巻と、アーティストとしても注目を浴びている。ツアーは約20万の応募の中から抽選を勝ち抜いた約1万人を動員した。
オープニングSEで菅田が登場すると、『ソフトビニールフィギア』でライブはスタート!続けて『ロングホープ・フィリア』と会場のボルテージを一気に最高潮に叩き込む。「最終日来てくださってありがとうございます。楽しく終わりたいですよね?楽しく終わりましょう!!」と会場を盛り上げ、「クローバー」「あいつとその子」「りびんぐでっど」を立て続けに披露した。
同日といえば、菅田将暉として俳優デビューして10周年の記念日。観客からの「おめでとう!!」の声に応え、「そうなんです。10周年迎えました!10年前の今日。9月6日。16歳の時に初めて菅田将暉として面に出た日なので、感慨深いものがあります」と、しみじみ。そして、米津玄師との出会いをMCで語り、『まちがいさがし』を歌唱。真っ直ぐな歌声と、その世界観に呼応するかのような美しい照明でオーディエンスを魅了した。
『キスだけで feat. あいみょん』では、ミュージックビデオの世界観を再現した映像がスクリーンに映し出され、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。その後の幕間映像では、『アルコ&ピース』平子祐希が登場。菅田のライブリハーサルにプロデューサー役として参加するコント映像が流れ、会場は爆笑に包まれた。そして映像の中で平子が「俺達と一緒に見に行きませんか?見たこともない景色」と曲フリをして、『見たこともない景色』を披露。さらに会場が盛り上がる中、このツアーで初めての披露となる『つもる話』『7.1oz』『TONE BENDER LOVE』『ドラス』など、アルバム『LOVE』の収録曲もふんだんに織り交ぜながら、会場を沸かせた。
そして本編もいよいよラスト。菅田がもう1本のマイクスタンドを用意すると会場は大いに沸き、「登場して頂きましょう、山﨑賢人!!」とサプライズゲストとして同曲が主題歌のドラマで主演を務めた山崎が登場し会場は大歓声!山崎は「見たこともない景色、見させてくれてありがとうございます」と、この光景に感激で「いっちゃいましょう、さよならエレジー」という山崎のタイトルコールでさらなる盛り上がりを見せ、『さよならエレジー』をともに熱唱し、大歓声を浴びて、ライブ本編を締めくくった。
本編終了後、菅田1人でステージに登場すると、弾き語りで『ベイビィ』歌唱。その後菅田の呼び込みで、ツアーTシャツを身にまとったバンドメンバーがステージに登場し、『ゆらゆら』、そしてラストは『ピンクのアフロにカザールを』を歌唱。「今日は本当に来てくださってありがとうございます」と感謝の言葉で締めくくり、Zeppツアー最終日は大盛況のうちに幕を閉じた。
■菅田将暉 LIVE TOUR 2019 “LOVE” セットリスト9月6日Zepp DiverCity公演
M1:「ソフトビニールフィギア」
M2:「ロングホープ・フィリア」
M3:「クローバー」
M4:「あいつとその子」
M5:「りびんぐでっど」
M6:「まちがいさがし」
M7:「キスだけで feat. あいみょん」
-幕間映像- (アルコ&ピース平子祐希 出演)
M8. 「見たこともない景色」
M9. 「風になってゆく」
M10. 「いいんだよ、きっと」
M11. 「つもる話」
M12. 「7.1oz」
M13. 「スプリンター」
M14:「TONE BENDER LOVE」
M15:「ドラス」
M16. 「さよならエレジー」 ★サプライズゲスト:山﨑賢人
ENCORE
M17:「ベイビィ」
M18:「ゆらゆら」
M19:「ピンクのアフロにカザールかけて」
※記事内写真は「上飯坂一」