ボーカルダンスグループ『M!LK』の板垣瑞生、女優・吉柳咲良、俳優・竹内涼真が20日、東京・新宿バルト9で映画『初恋ロスタイム』(監督:河合勇人/配給:KADOKAWA)初日舞台あいさつを河合監督とともに開いた。
作家・仁科裕貴氏が2016年に刊行した同名小説が実写映画化。主人公の浪人生・相葉孝司(板垣)が、ある日<世界の人、モノ、車…あらゆるものが突然静止する>という不思議な現象に遭遇。そこで出会った自分の他にもう1人動くことのできる少女・篠宮時音(吉柳)とともに、毎日1時間だけ起きる、不思議な時間“ロスタイム”の秘密に迫っていくというラブストーリー。
キャスト陣は壇上にあがるなり、作品タイトルの“ロスタイム”にかけて20秒間可愛らしいポーズでストップするという演出で観客たちを楽しませてスタート。
板垣は「この日を迎えられて本当に幸せに思っています。ありがとうございます。その一言です」と、初日を迎えられ感無量といった様子。対称的に吉柳は、「待ち望んでいた初日をこうしてみなさんと迎えられて幸せです。本当に……頭が真っ白だ」と、肩をこわばらせド緊張といった姿を見せる。
竹内はそんな初々しい2人を見ながら「板垣くんの初主演の映画と、咲良の初出演作品に出演できて。感心していて僕は楽しいなと思いながらでした」と、しみじみ。さらに、自身が初主演した特撮ドラマ『仮面ライダードライブ』を引き合いに、「初めての映像とかドラマとか僕もっとヤバかったですよ。自分の仮面ライダーの1話を見てショックを受けたんです。反ってたんですよ……。俺こんなんで見られるのかと思ってショックで」と、、失敗談を話して2人の緊張をほぐした。
上映後のイベントということで、遠慮なくネタバレトークが展開。そのなかで竹内は吉柳へ「キスシーンどうだった?」と、ぶっこむと吉柳は赤面。竹内は「恥ずかしかった?」「匂いとか大丈夫だった」とグイグイ。恥ずかしがる吉柳を尻目に、竹内は「僕は初めてのキスシーンのときに歯磨きしましたよ」と、自分から話して盛り上がることに。結果、吉柳は顔を手で覆いながら「そんなに覚えてない……」と、可愛らしさ全開だった。
そして、吉柳から「人が誰かのために頑張る姿がこんなに素敵なんだなって。何かで背中を押してくれうるような作品になったら嬉しいです」と、呼びかけると板垣から「いろんな人のスタートになる映画になるのではと感じるところがあると思います」とアピールしていた。
映画『初恋ロスタイム』は公開中!