『西尾維新大辞展』東京会場内覧会が26日、東京・松屋銀座8階のイベントスクエアで開かれ27日の開催に先駆けてメディア向けに公開された。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社)で第23回メフィスト賞を受賞しデビューした作家・西尾維新氏。その作家業15周年を記念し、初となる展覧会を開催。『戯言』シリーズ、『〈物語〉』シリーズ、『忘却探偵』シリーズを中心に作品に登場する数々の名文や、装画・アニメーションを辞典のように「あ」から「わ」までの索引で数々展示する。
たとえば「あ」には「あいさつ」として西尾氏からのメッセージとともに、『<物語>』シリーズイラストを担当するイラストレーター・VOFAN氏、『<物語>』シリーズの主人公・阿良々木暦を演じた神谷浩史、同じく『<物語>』シリーズを監督している新房昭之監督、『刀語』シリーズのとがめ役を演じた田村ゆかり、ドラマ『掟上今日子の備忘録』に出演した俳優・岡田将生、新垣結衣といった豪華スタッフ・キャストらからのメッセージが。
ほかにも展示内容としては、本展のために書き下ろした小説、描き下ろしイラスト、西尾氏がテーマごとに選んだキャラクターをランキングで紹介する『キャラクター番付』、小説の世界を体感できる『体験型展示』、執筆机の再現や西尾氏のある一日の過ごし方を紹介する「ある日のスケジュール」なども。
さらには、西尾氏の脚本をもとに声優陣がナレーションする3種類のキャラクター音声ガイドも。こちらは『戯言』シリーズからいーちゃん(cv.梶裕貴)×玖渚友(cv.悠木碧)、『<物語>』シリーズから阿良々木暦(cv.神谷浩史)×忍野忍(cv.坂本真綾)、『忘却探偵』×『最強』シリーズとして掟上今日子(cv.堀江由衣)×哀川潤(cv.甲斐田裕子)と、どれを聴いても豪華なものとなっている。
なお、出口の先には描き下ろしイラストなどを使用したB2サイズのタペストリーやアクリルストラップ、フィギュアセットなど展覧会オリジナルグッズ約100点も販売を予定している。
『西尾維新大辞展』東京会場は27日から8月7日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて、大阪会場は8月9日から21日まで大丸心斎橋店 北館14階で展開!
※記事内画像は(C)西尾維新/講談社
※初稿にて一部cvで別の方を掲載しておりました。お詫びして訂正致します。