音楽グループ『超特急』のカイ、リョウガ、ユーキ、タカシが10日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で映画『フッド:ザ・ビギニング』(監督:オットー・バサースト/配給:キノフィルムズ)ジャパンプレミアに登場した。
伝説の英雄ロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚。これまで描かれてきたストーリーとは切り口が異なり、表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という2つの顔を持ったヒーローが、敵も味方も鮮やかに大胆に欺いていく姿をスタイリッシュに見せる。『超特急』は、本作の応援隊長を務めることからゲストとなった。
弓矢を手に客席を縫って登場し客席を沸かせた『超特急』のメンバーたち。リョウガから「こんなガチな映画の応援隊長をやらせて頂けてありがとうございます。反逆者になってまで盛り上げていきたいなと思っています!」と、勢いよくあいさつ。
見どころへカイは「タロン・エガートンが演じるロビン・フッドがカッコいいんです!盗賊といっても、民衆のために戦う姿がカッコよくて!カッコいい中にタロンの愛嬌とかユーモアがあって、愛すべきカリスマだなと思いました」と、エガートンの姿に興奮したのだとか。
リョウガはアクションの良さを語り、「弓矢のアクションがすごく格好よくて!弓だから遠距離で戦うと思ったら接近戦するんです。それがカッコよくて惚れ惚れするんです。アクションが好きという方が観ても楽しめると思います!」と、推しながら、カイと弓を引くポーズを見せて楽しげな姿を。
ユーキはストーリー面に着目。「ラブストーリーもあるんです!それと冒頭注目してください!かなりアツいんです!!とにかくロビンが一途!みなさんは一途なのは好きなんですよね?(笑)」と、観客をイジった。
作品にかけ、それぞれの裏の顔はないかという質問が飛ぶ。カイは、「普段からリョウガさんはゲームが好きで、うちでやっているんですけどゲームするときにパンツ一丁なんです。それを携帯で写真に撮ってメンバーのユースケに送りつけてて」と、暴露しリョウガは「社会不適合者のように思われるからやめてよ!」と、大焦り。なぜパンツ一丁でゲームをするのかへ、リョウガは「ゲームに集中していると、汗をかいちゃうんです」と、いろんな意味で熱くなってしまうのだそうで、ユーキは「有罪!(笑)」とツッコむと、場内は笑いで沸き返っていた。
リョウガも、カイの裏の顔をしゃべろうとしたが、カイが野球のゲームが好きでそのキャラクターメイキングをメンバーやスタッフに似せて作っているという可愛い一面を話し、「クールな見た目なのに……好きぃ」と、逆襲というより魅力をアピール。
さらにユーキはタカシが普段はほわーんとしているという素顔に「癒やし系です」と話したり、タカシはユーキが“ドジっ子”担当と言われているが、ライブのステージなどの調整を実はきっちりやっているという制作スタッフの顔を持つという「ガチの方の裏ですね!」という一面を披露していた。
イベント後半には、本作の応援隊長として『超特急』のメンバーがさまざまなシチュエーションから弓を射るという動画が作成されたのにかけて、会場では15秒の早打ちで何本の矢を的に射抜くことができるかというチャレンジが開催。トップバッターのカイは2本、慎重にチャレンジするリョウガも2本、タカシはテンポよく3本、ユーキはなんと5本射たなかで4本を的に当てるという速射を見せ、ファンたちは沸きに沸いていた。
そしてユーキから「爽快感あふれるアクションも、すごいので観てもらえれば!最後の最後まで本当に面白いです!」と、メッセージを寄せ、ラストは観客たちと声を合わせて締めくくっていた。
映画『フッド:ザ・ビギニング』はTOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー!