“セクゾ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『Sexy Zone』の“ケンティー”中島健人(25)が23日、都内で『京成スカイライナー新CM発表会』に登場した。
中島はファンへのサービスや親切な接し方が「スピード神対応」と話題になっていることから起用。26日よりオンエアされる京成スカイライナー新TVCM『お客様は、お姫様。20分おきにsexy』篇、『お客様は、お姫様。深夜までsexy』篇で“京成王子”として出演となる。
登場前に、発車ベルが場内に鳴り響くと中島が駅構内のアナウンス風に、「京成スカイライナーは、まもなく発車致します。恋の駆け込み乗車には十分お気をつけください……セクシーサンキュー!」と、いきなりセクシーなアナウンスを聴かせ、CMと同じ制服衣装で登場すると「京成スカイライナーのように颯爽と来ました」と、笑みを見せた。
着ている制服は京成電鉄の制服をもとにした世界に1着の特注モデルだそうで「すごくキラキラしていて、僕自身このような制服を着れて光栄です。とくに、普段ある制服にナポレオンのイメージを付け足した、肩の部分とか、腕にある金のモール、メタルボタンを演出させて頂いて、制服のスペシャル感を演出させて頂きました」と、コンセプトを話したり、「重みを感じますし、重みのある男もカッコいいと思います」と、自画自賛して会場を沸かせることも。
CMへは「ドラマの演出で女性の方をお姫様抱っことかハグをするのはあるんですけど、おじさまをお姫様抱っこしたりハグしたりするのはなかなかないので、すごく貴重な機会だなと思いました」と、意外だったポイントとともに、「それに、この時代、おじさんもハグできるような男性アイドルがいないとダメだと思いました。男女ともどもハグするというのが現代のアイドルなのかなって」と、持論を展開。
その男性へのハグへは、「ハグすると女性より反応がよかったんです。なんでだろうと思いながらでしたけど、監督に指導頂きながら何回もテイクを重ねさせて頂いて、究極にいい表情を僕も、おじさんも、女性の方も切り取ってもらえたと思います」と、自信の1作になったよう。この体験を通じて「みんなで『セクシー』を作っていく、それが現代のセクシーなんじゃないかなと思います」と、新たに何か感じたようで司会から「ご自身のセクシーの幅が広がったのではないですか?」と声がかかると「そうですね。かなりワイドにはなったと思います」と、ニコリ。
撮影でセクシーと言った量について「この日は、『Sexy Zone』としてデビューしてから、1日最大の20セクシーは言った気がします……来年が2020年なので20セクシーを押していこうって部分で」と、お茶目に話すと「これがはやくみなさんに届けばいいなと思っています」と、思いを馳せた。
CMを通じて京成スカイライナーをどう伝えたいかという質問も飛んだ。「CMのテーマの通り、お客さんのことを第1に考えた、“神対応”のできる空港特急をと思っているんです」という中島は、「きのうも京成上野駅から成田空港まで京成スカイライナーに乗りまして、すごく便利だなと思って。京成スカイライナー(の車両)のお顔を撮りたいと思っていたんです。駅に到着するところを撮りたい思っていて、ちょっと待たないといけないのかなと思っていたら、やっぱりすぐ京成スカイライナーは来て、お客様にも撮り鉄の方にも優しいんだなって」と、熱弁をふるう。
さらには、「どこから写真を撮ったらベストなんですかと、京成電鉄さんの駅員さんに聞いたんです。それが中島さんという方で、素晴らしい日にお会いできましたという感じで、すごく良い時間を過ごさせてもらいましたね」と、偶然の一致に喜んでいた。
続けて、京成スカイライナーのセクシーなポイントをフリップを使って紹介するコーナーへ。「セクシースピード」、「セクシーデザイン」、「セクシーポイント」(支払いにつくポイントのこと)の3つを挙げたのだが、どれも読み上げるときにインパクトのあるセクシーボイスで言い放ち、これには報道陣も大爆笑。
反応に気を良くしたのか中島は「CMキャラクターに就任させて頂いた立場もあるので、知らないことはないですね(笑)」と言い切っていたが、司会が「言い切りましたね」と詰め寄ると、「ないんじゃないでしょうか……勉強しましたからね」と、タジタジ。ではと、京成スカイライナーの足元に必ずあるものは?と、即興でクイズが出されると中島は「ガラスの靴とかですかね」と、1ボケをかませつつ「ごめんなさい、すいません。冗談です(苦笑)。シンデレラというのがCMにあるので……これは簡単です。コンセントです」と、しっかり正解。「京成スカイライナーを愛するものなら常識です!」と、再び余裕の笑みを見せた。
イベント終盤には、白い手袋もつけて、車内アナウンスにも挑戦。「かなり憧れているのでぜひ!」と、声を弾ませると京成電鉄でいつも使われている定型文に中島のアレンジを加えたものをアナウンスしていくことに。
■以下、全文
「まもなく、終点、成田空港・成田第1ターミナル、成田空港・成田第1ターミナルです。どなた様もお忘れ物をなさいませんようお支度ください。もし忘れちゃっても、君の元まですぐに届けに行(ゆ)くけどね……。本日も形成スカイライナーをご利用くださいまして……セクシーサンキュー」
以上
最後に中島から「CM発表会に出ることが夢だったんです。いままでなかった夢に、京成スカイライナーにエスコートして頂いたというのがすごく嬉しかったです。きょうはジャニーさんの誕生日でもあるので、こんな素敵な日に発表会ができたのも光栄でございます。京成スカイライナーの良さを、そのスピードのように、全国・世界中にお届けできるように頑張っていきたいと思います」と、抱負を語り「形成スカイライナーはダイヤ改正でいつでも待たずに乗れて、運行時間帯も拡大。ますます便利になります。『プリンセス』大丈夫だよ。20分おきに来るから……セクシー」と、本日数十度目のセクシーで締めていた。
※追記にともない初稿のタイトル『中島健人「恋の駆け込み乗車には十分お気をつけください」!京成スカイライナーCMキャラクターに起用」から変更しました。
※CMの内容詳報記事
・中島健人 女性客をバックハグして「プリンセス」!京成スカイライナーCM起用で“京成王子”としてお姫様抱っこもして「腕の筋トレ」