『関ジャニ∞』の横山裕(38)、アイドルグループ『A.B.C-Z』の橋本良亮(26)が27日、東京・TOHOシネマズ六本木で映画『決算!忠臣蔵』(監督:中村義洋/配給:松竹)ワールドプレミアに登場した。
忠臣蔵で知られる大石内蔵助が実際に、残した決算書をもとに、討ち入り計画の実像をお金の面から描いた東大教授・山本博文氏の『「忠臣蔵」の決算書』(新潮社)を映画化した作品。堤真一、『ナインティナイン』岡村隆史がW主演する作品となる。横山は浪人ながら剣豪の不破数右衛門役、橋本は荒川良々演じる馬廻・堀部安兵衛とともに江戸詰の馬廻をしている武林唯七を演じる。
劇場内のあいさつ前には同所屋外の大階段でレッドカーペットイベントを開き、横山と橋本は、ブラックスーツにブラックシャツを着こなして登場し、観客たちと一緒に盛り上がった。
現場での裏話へ堤は、「全員で最終日を迎えたのでみんなで飲みに行ったんです。その後の仕事で、橋本くんと共演するイギリス人の舞台(『良い子はみんなご褒美がもらえる』)があって、橋本くんに大丈夫かと聞いたら、『堤さん……!』って泣いてて」と、橋本が泣き出した話を。
このことに橋本は「堤さんと一緒に舞台をやるという緊張感がありまして、堤さんの顔を見たらわーって泣いちゃって」と、当時の心境を振り返って苦笑い。ちなみにそのとき横山は、「橋本が泣いているのを見て、『すいません』『いいやつなんで』と言ってて」と、フォローに回っていたことを明かしていた。
その横山は、岡村の裏話を語りだすこととなり、「岡村さんが待ち時間のときにずっと立って待ってたんです。その理由を聞いたら……」と言いかけると岡村が「高倉健さんスタイルなんです」と、高倉健をマネていたといい、横山は「そういう理由を聞いてビックリしました」と、エピソードを披露。
さらに、橋本は「撮影のときに横山くんのシーンをよく見させてもらっていたんです。ライブ・TVでいつもふざけ倒している横山くんが目がガラッと変わって、メチャクチャ格好良かったんです。そんな顔もあるんだって」と、仰ぎ見るような気持ちだったそう。
しかし、横山は橋本へ、「何回か遅刻してるんだよね?」と持ち出すことに。橋本は「1回だけです!」と主張したが、その1回について隣にいた木村が説明しだす。木村によると橋本は、名古屋から新幹線に乗り京都まで行くはずが岡山まで乗り過ごしたうえ、なぜか戻るときに新大阪で降りてタクシーで向かうということをしたというのだが、「『名神高速が混んでて遅れてて』と連絡が来たんですけど、支度場のラジオで交通情報が流れてたんですけど『いまのところ順調です』と言ってて、バレバレで」と、裏がバレていたと明かし、これに橋本は「討ち入りしてください!」と、ひたすら平謝りだった。
映画『決算!忠臣蔵』は11月22日より全国公開!
※レッドカーペットイベントの2人の模様の記事
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・岡村隆史「決算!忠臣蔵」へ中村義洋監督から問われ「きのう観ました」とタジタジ!日本アカデミー賞の「話題賞」狙いなことも明かす