俳優・堤真一(55)、お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史(49)が27日、東京・TOHOシネマズ六本木前の大階段でW主演映画『決算!忠臣蔵』(監督:中村義洋/配給:松竹)レッドカーペットイベント&ワールドプレミアに登場した。
忠臣蔵で知られる大石内蔵助が実際に、残した決算書をもとに、討ち入り計画の実像をお金の面から描いた東大教授・山本博文氏の『「忠臣蔵」の決算書』(新潮社)を映画化した作品。堤は大石内蔵助、岡村は勘定方の矢頭長助役をW主演する作品となる。
岡村は緊張気味に、「こういう場は慣れておりませんので、何をしゃべっていいかわかりませんけど、本当にみなさんで素晴らしい作品ができあがったと思います。楽しんで頂けたら」と、意気込みを語りつつ、「納税のこととかはノーコメントとさせて頂ければと思います」と、『チュートリアル』徳井義実の税金の騒動にかけて話して会場を沸かせることに。
堤は、「いままでにない忠臣蔵ができたと思います。脚本の段階から面白くて、実際に忠臣蔵はこういうふうに進んでいたのではと思いました」と、魅力を伝えていた。
そして劇場内でのワールドプレミアへ。妻夫木聡が共演の西川きよしからお年玉をもらえ、木村はもらったものの中身は空だったこと、岡村に至っては「きりがありません」と、もらえなかったことなどのトークで盛り上がりつつ、岡村は本作の「2」はどうかと提案。堤から「もうみんな腹切っとんねん!」と、ツッコミが入り追い詰められた岡村は「アニメでもう一度」と絞り出すように話すことも。
さらに、本作を通じて、岡村は「日本アカデミー賞とかそういう賞を頂ければ」と野望を。では同賞で何賞がほしいのかとの問いかけへは話題賞といい、同賞が唯一オールナイトニッポンリスナーが投票して決められる賞であるということを下敷きに、「堤さんと出会ったのも日本アカデミー賞でしたし、オールナイトニッポンのリスナーで組織票で」と、呼びかけることに。なお演技賞でなくていいのかへは「話題賞でいいです」と、それ以上の欲はなかった。
また、24日には岡村がパーソナリティーを務めるラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送、木曜・深夜1時~)へ中村監督から作品をいまだ観ていない岡村へ、以前本作のことを西川きよしへ話していたときにテンション低く語っている映像を観て「岡村さんのお芝居も素晴らしかった。なのに、あの薄い感想……」と、とにかく作品を試写でもいいから観ることを促す手紙が届いており、岡村は「自分の作品を観ないわけがないじゃないです……本当にすいません」と、お詫びしていた。
会場でもオールナイトニッポンの話を持ち出し、中村監督が「岡村さんがなかなか観てくれないんです。きょうも本当に観たか聞いてないんです」と、岡村の顔色を伺うと「きのう観ましたから本当に!(番組)グッズをくれといわれたのできょう全部渡しました。しっかり観ました!」と、岡村はタジタジ!続けて、岡村は「観たかどうかをラジオにメールを送ってくるのはやめて……」と、懇願していた。
そして堤から「みなさんの知っている忠臣蔵とは違うと思います。でも、これが本当の忠臣蔵ではないかと思っています」と、自信を見せていた。
ほか濱田岳、妻夫木聡、西村まさ彦、石原さとみ、木村祐一、寺脇康文、鈴木福、小松利昌、沖田裕樹、中村義洋監督がともにレッドカーペットを歩き、荒川良々も加えてワールドプレミアが開催となった。
映画『決算!忠臣蔵』は11月22日より全国公開!
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