創作あーちすとで女優・のん、片渕須直監督らが26日、東京・六本木ヒルズアリーナで『第32回 東京国際映画祭』(略称:TIFF)内のレッドカーペットを歩いた。
のんは片渕監督の手掛けた劇場アニメーション『この世界の(さらにいくつもの)片隅に[特別先行版]』が特別招待作品となったことからゲストに。
作品は大ヒットとなった映画『この世界の片隅に』の原作の魅力的なエピソードを散りばめた新作映画。のんが声を当てる主人公・すずを取り巻く人々の「さらにいくつもの人生」がより深く描かれ、すずの中にある、温かく哀しい姿が浮かび上がることとなる。
白いドレスで、大人のセットアップで登場したのん。階段の途中で立ち位置を忘れてしまい苦笑いするほのぼのした感じも見せていたが、ステージ上では「きょうはこのような映画の祭典に呼んで頂いて嬉しいです。片淵監督の作品を観て頂ける機会ができて嬉しく思います」と、しっかりスピーチ。
続けて片淵監督は、「3年前のきょう東京国際映画祭で上映し、新しい形で戻ってきました。実は映画はまだ完成していなんです。今晩編集室にて完成します」と、明かし会場をビックリさせていた。