俳優・満島真之介、長谷川京子、お笑いコンビ『ミキ』の亜生と昂生、プロドライバー・佐藤琢磨、写真家・蜷川実花、ラグビーの田村優選手らが14日、東京・中央区の晴海にあるCross Dock Hallで『The Mavericks of 2019 (ザ・マーベリック・オブ・2019)』に出席した。
男性メディア『Esquire』の日本版を発行するハースト婦人画報社が、さまざまなジャンルで活躍する“異端児(マーベリック)”たちを称える賞。今回で2回目の開催となる。
『ミキ』は表彰の際にもさまざまなポージングを見せ、注目と笑いを集めることに。さらに、受賞者コメントの際にも昂生がマイクではなくトロフィーに向かって喋りだすボケを見せ「これはきょう家を出るときから決めてきました」と、さらにボケを重ねる一幕も。亜生は「一言、『誉(ほまれ)』です」と喜びを表した。
その後、漫才で“十八番”をイジるネタを披露もした『ミキ』は、昂生は「こういう方々とこういう並びはないんです」と、感激していたが、最近つらかったことという話題になると、「亜生くんばっかりがフィーチャーされて亜生くんのバーターみたいに思われるんです。この前も台本でミキっていう下に『ミキ(弟)』とあって、僕は『亜生さんのお兄さん』と書いてあって。それがつらいんです」と、本音をポロリ。すると亜生は、昂生を木村拓哉と褒めるネタで昂生を励まし最後は昂生に止められてオチをつけていた。
初の女性として選出された、蜷川と長谷川。蜷川は父で演出家の故・蜷川幸雄さんのことを引き合いに、「2代そろって異端児なのかなと」と、受賞への感想を語りつつ、幸雄さんから少数派の意見になることを恐れないようにという教えを受けて育ち、「人と違うことが怖くない人間になれたというのは宝物ではないかなと思います」と、感謝。満島も幸雄さん演出の舞台に出ga演し、怒られながらも勉強になった思い出を披露し、偲んでいた。
長谷川は「自分は異端児の真逆の人間だと思っていました。女優業をして20年弱、モデルのお仕事も入れると25年弱。人生1度きりなと思うと反省はしても後悔はしたくないなと」と、人生のスタンスを語り、「オンリーワンになりたいという気持ちはあって、異端児という称号は嬉しいです。これからは、自分のためだけではなくて、自分の役割の中で活躍できたらいいなと思います」と、コメントを寄せていた。