ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIが15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』(監督:デヴィッド・ヤロヴェスキー/配給:Rakuten Distribution、東宝東和)公開記念イベントに登場しジャクソン・A・ダン、ヤロヴェスキー監督、ヤロヴェスキー監督の妻で衣装も担当したオータム・スティード氏、マジシャン・セロが登場した。
ホラー、SF、サスペンス、ドラマなどのジャンルを超えたミックス作品。思春期を迎えた少年(ダン)が12歳の誕生日を迎え、思春期を境に不思議なパワーとともに、奇行も目立ってきたうえ、不思議なパワーをおかしな方向に使ってくることにもなり……。
イベント前にYOSHIKIへの囲み会見が開催。YOSHIKIは「ホラーフィルムは最初は苦手だったんです。いまでも、指の隙間から見ることが多いんですけど、この映画もスーパーヒーローですけど、ちょっと新しいものに感銘を受けています」とのことだが「この作品も指の隙間から観ました」と、ホラー要素もばっちりあるよう。
作品を観てみて「発想がすごいですよね。スーパーマンとか正義の味方ですけど、これは逆を行っている。それが奇抜だなって。新しいジャンルの登場だなって感じてます」とのことだった。
今年1年を振り返り、「ハリウッド映画とかいろんことが決まって、形になってきたなと思います。慌ただしい中でも前に少しずつ進んでいるのかなって」と、さまざまな企画が動いているそう。
14日には紅白歌合戦の出場歌手が発表されたが、『X JAPAN』の名前はなかった。そこで記者から今年もゲストとして出演はないのかとの質問が。これに「いえいえ、何もない」とコメントしたものの、しばらく逡巡したりとどこか含みも。さらに紅白歌合戦に出場しないなら大晦日はどう過ごす?と、記者が追いすがると、YOSHIKIは笑いながら、「日本にいるかもしれないし、海外にいるかもしれないです」と、煙に巻いていた。
また、現在の体調については「貧血気味ですかね。さすがにこの1ヶ月いろんな国を飛び回っていて」と、お疲れモードな様子も見せていた。
イベントではセロがマジックを披露しようとしたが、セロのマイクにトラブルがあり、YOSHIKIは「マジシャンといえどマイクが」と、気の利いたコメントでトラブルを笑いに変えたりするなど、観客席から「カワイイ!」の声も飛んでいた。
また、YOSHIKIの誕生日が今月20日と近いことから、観客たちと一緒にバースデーをお祝いすることに。ほかの登壇者たちから「Happy Birthday!」とお祝いされて「Thank you」と、笑みを浮かべつつ、「なんか夢を見ているみたいですね。本当に日本にいるのか?という気持ちです。素敵な方々と誕生日を祝っていただいてありがとうございます」と、観客たちに手を振っていた。
映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』は全国公開中!