テレビアニメ『ポケットモンスター』新シリーズ先行上映会が15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれサトシ役の松本梨香、コハル役の花澤香菜、アニメ公式サポーターの飯豊まりえが登場し、司会はテレビ東京の片渕茜アナウンサーが務めた。
11月17日より放送されるTVアニメ『ポケモン』新シリーズは主人公が2人で展開。これまでのシリーズに引き続きサトシ、すべてのポケモンをゲットするという夢を持つ10才の少年・ゴウ(CV.山下大輝)とともに新ポケモン“ヒバニー”をパートナーに迎え、サトシ&ピカチュウとともに冒険に旅立つ。
第1話に続いてサプライズで第2話も上映された後にトークイベントが開催。松本は花澤とともに客席で観客と一緒に観ていたが、「みんなと一緒に観ていたときに、走馬灯のようにいろいろ思い出しました。こうだったな、ああだったなって」と、感慨に浸ると同時に、新しい物語が展開していくということで、「サトシを通じていろんなことを学ばせてもらえるし、みんなに笑顔になってもらうべく、すごい責任感が来ましたね」と、しみじみ。
一方、花澤は出演が決まったときのことへ、「オーディションだったのですが、日比谷の交差点で役が決まったと聞いたんです。生きててよかった!というくらいの気持ちで!サトシと一緒に育ってきたので、ああ声優やっていてよかったなと思いました」と、思わずその場でしてしまったガッツポーズまで再現して喜びのほどを。それだけに、「コハルとしてサトシに出会えたときに、やっぱりサトシだ!って」と、アフレコでも興奮したそうだ。
すると、飯豊も、「私がいま21歳で、ポケモンは私の1つ年上なんです。子供の頃、初めて好きになったアニメがポケモンで、松本さんと会いできたのが夢のようで、ふわふわしているんです。(松本が)神様のような存在で、1番耳に馴染みがあるというか、ずっと聞いているので不思議な感覚というか……なんかとても幸せですこの時間が」と、夢見心地の心境を。飯豊といえば、第1話に出てくるポケモン・ガルーラの子供の声を当て、ピチューとともに愛くるしい声を聴かせていたが、これには「自分がポケモン役で出演できたことをタイムスリップして、自分に教えてあげたい!」と、こちらも感激していたと明かした。
アフレコに話が向き、松本はゴウ役の山下としっかりコミュニケーションをとっている様子を伺わせ、「ここはこうかな?とか言い合いながら、ゴウとサトシみたいな感じで現場は盛り上がりながらやっています」と、現場の雰囲気を語ることも。
さらに、松本は花澤にも積極的にコミュニケーションをとっているようで、花澤は、「私現場でガチガチなので、いっぱい話しかけてくださって、コミュニケーションをとってくださるので嬉しいなって」というと、松本は「もうちょっと太った方が良いのかなと思って、食え食えと言ってて」と、現場での2人のやりとりが再現されていた。
ほかにも、数え切れないほどポケモンがいるということで松本が「全部ゲットするまで終わらないですよね」というと、飯豊も「1年では終わらなさそうですね」といい、これに松本が「1年で終わったら困っちゃう!」と、叫んで会場を沸かせていた。
トークの後半にはそれぞれをポケモンでたとえていくコーナーが開催。松本は花澤をキルリアというと逆に花澤はサンダースと松本をたとえる。飯豊へは松本がチコリータというと、花澤はピッピと評して楽しげ。ついには、質問に答えるとポケモンにたとえてくれるというホームページの話にまで発展し、松本と花澤がともにカイリューだったと結果が同じだったことに、固い握手をして喜び合う一幕もあった。
そして松本から「サトシも衣装を変えてポケモン愛も深まってます。ぜひ小さいお子様から、Pokemon GOをやっている方も楽しめると思いますので、みんなで笑顔になってください」と、アピールしていた。
テレビアニメ『ポケットモンスター』は17日午後5時30分より拡大放送スペシャル放送!