“ゆづ”の愛称で親しまれているフィギュアスケートの羽生結弦選手(24)が6日より全国オンエアされるロッテ新CM『何故』篇、『事実』篇に出演している。
株式会社ロッテがガムと噛むことの研究を生かして、ガムでアスリートをサポートするプロジェクト『GUM FOR THE GAME』を6日より開始する。このCMに羽生選手が起用された。
CMは両篇とも、薄暗い照明の中、スケートリンク横のベンチに座る羽生選手の姿から。羽生選手はイヤホンで音楽を聴きながらガムを噛み、1人でうつむいて静かに気持ちを高めている。心を整え、全てのコンディションが高まると、羽生選手はおもむろに顔を上げ、目を見開く。鋭い眼光とリラックスしながらも緊張感のある凛とした表情を見せる羽生選手。最高のパフォーマンスを出す準備が整うと静かにベンチを後にする。
現場には全身黒で統一されたクールな衣装で現れた羽生選手。CMで使われているイヤホンは、羽生選手自前の愛用イヤホンで、「(スケート)靴を履いている時をリアルに想像するとコレかな」と、実際の練習を想定し、スタッフと相談しながらも使用イヤホンを決め競技のときの雰囲気を再現することも。
撮影のためにスケート靴を履く準備をし始めるとスタッフがどよめく一幕が。これは、羽生選手が靴ひもを結びあげるのがあまりにも速かったからで、あまりの速さにスタッフからが「はえ~」と感嘆の声がが漏れるほどだった。
CM撮影が始まると監督からは「立ち上がって去っていく時に、もう少し“よし
行くぞ!”という感じ出してくれると嬉しいです」と要望が。「“よし行くぞ!”
か……」と、悩みながら撮影位置に戻る羽生選手。あらためて撮影をしてみると監督から見事OK。羽生選手も「今のは獲物を狙うような感じだったかと思います」と、話すほど鋭い眼光を見せていた。
ほかにも、ロッテのノウハウを活かし、羽生選手の好みに合わせた硬さ・大きさ・味のガムをカスタマイズ。この「羽生選手専用ガム」は本人にもプレゼントされていた。
ロッテ新CM『何故』篇・『事実』篇はそれぞれ15秒で6日より全国にてオンエアスタート!