女優・飯豊まりえ(21)が12日、都内で主演映画『シライサン』(監督:安達寛高/配給:松竹メディア事業部)の限定試写会に共演の稲葉友(26)、江野沢愛美(23)とともに出席した。
イベント終了直前に飯豊が「目をそらすと…」と言いかけた瞬間場内が暗転、大の怖がりだという飯豊は「怖い、怖い」と江野沢とともに稲葉に抱きつくハプニング。直後に新怨霊・シライサンの映像が流れるというサプライズに、観客とともに「キャーキャー」の悲鳴。2人に抱きつかれた稲葉は「おかげでオレは動けず踏みとどまっていなきゃならなかった。撮影現場でこうなる瞬間が結構あった」と苦笑い。リアルに怯えていた飯豊は「本当に怖かったんだから」と安堵の一息。気をとりなおして、「まだ動揺を隠せないが、目をそらすと呪いがかかるシライサンからの呪いを解く方法を探しながら楽しんで観てほしい」となんとかPRした。
作品は”その名”を知った者のもとに現れ、目をそらしたら殺されてしまうという新たな怨霊の恐怖を描くホラーストーリー。
今回が初の映画単独主演にして、初のホラー作品挑戦となる飯豊だが、「個人的にはお化けが嫌いなので、来てしまったかぁという思いもある」と複雑な心境。そんな不安げな飯豊に「撮影現場では怖がっている飯豊に大丈夫だよ!と落ち着かせる時間が長かった。この人に現場逃げられると、何も撮れなくなってしまうので」と稲葉が苦笑いすると、飯豊は「(怖がっているのが)リアルだったよね!」と茶目っ気たっぷりだった。
撮影前のお祓いでもハプニングが起きたそうで、「問題が起きたんです。作品がホラーなので、強烈なお祓いをお願いしたら、神主さんが私のお祓いをするときに、私の名前を間違えた、というか噛んだ。私、これで呪われちゃう…無理…と思った」とのっけから本気で怖がっていた様子。「(舞台挨拶では)こんなにホッコリしているけど、作品を観るとメチャメチャ怖いよ」と本音でPR。撮影現場で宿泊したホテルも怖かったそうで、「暗いホテルで…。本当に怖かったので、塩を2キロ持って行って、塩を持ち歩いて部屋のなかにも巻いていた」とたっぷり恐怖体験を堪能した様子だ。
また、江野沢とは小学生時代以来の関係というが、「まなちゃんは地元が同じでいまも同じ(所属)事務所だし、小学生からの付き合い」と飯豊がいうと、江野沢も「私はモデルとかが多かったので、お芝居の現場で(飯豊と)共演できるとは思ってもみなかった。小さい時から一緒にレッスンに通ったし、すごい感慨深い」としみじみと振り返っていた。
最後に作品の見どころについて飯豊が「シライサンのビジュアル。目をそらしたくなるキャラクター。そのほか人間ドラマもあるし、それぞれの関係性とかいろんな楽しみ方があると思う」とPRしていた。
作品は2020年1月10日公開!