劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』(監督:池添隆博/配給:東宝映像事業部)完成披露上映会が15日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれ、速杉ハヤト役・佐倉綾音、少年ホクト役・釘宮理恵、オハネフ役・吉田鋼太郎、劇場版主題歌『ガッタンゴットン GO!』を歌う“ボイメン”こと『BOYSANDMEN』の辻本達規、水野勝、小林豊、田村侑久、本田剛文、勇翔、平松賢人、吉原雅斗、土田拓海が登壇し、司会はTBSの宇内梨沙アナウンサーが務めた。
新幹線が変形するロボット『シンカリオン』の運転士となったハヤトら子供たちが、新幹線超進化研究所の大人たちと協力して敵に立ち向かう物語を描いたアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』。劇場版では、次世代新幹線の開発のための新幹線試験車両『ALFA-X(アルファエックス)』がシンカリオンへと変形し、新たな戦いに挑んでいくという物語となる。
佐倉は集まった家族連れを見回し「リアルにシンカリオンを楽しんでくださっているお子さんを目の前で見るのはキックオフイベント以来なんです。嬉しい気持ちでいっぱいです!」と、笑みが浮かび「たくさんのここには登壇していないほかのスタッフさん、声優さんたちの敷いてくれたレールがあってこそ走れるので、こうして子どもたちの笑顔を観たときにこれが正解だったんだなと感無量です」と、気持ちを伝えた。
釘宮は子どもたちに向けて「みんなシンカリオン大好き?」と問いかけ元気な声が返るとニッコリ。「はじめてシンカリオンに参加させて頂いたんですけど、いっぺんに大好きになりました!きょうも楽しみにしてきました。甥っ子と一緒に観に来たいと思います」と、公開が楽しみといった様子。
吉田は悪役での出演となったがアフレコへ「緊張しました。ときどき声優をやらせていただきますが敵役がほとんどです(苦笑)。伊藤健太郎くんと一緒に録っていたんです。僕は1回で終わることが多かったんですけど、伊藤くんは『もう1回お願いします……』が3、4回続いて、へとへとになってきょうは来ていません(笑)」と、この場にいない伊藤をも巻き込んだコメントで、場内を沸かせた。
そんな吉田へ佐倉は「アフレコでは一緒ではなかったので、きょうはじめてお会いしたんですけど、試写会で作品を観ていたら、吉田鋼太郎さんだと分かるのに、違っていて。これって声優としては120点です!素敵に彩って頂いて嬉しい限りです」と、スタッフのかわりにお礼していた。
さらに、佐倉は『ガッタンゴットン GO!』へ言及することも。「耳から離れなくなるんですよね。体も動いちゃう感じですね!」と、ボイメンのメンバーたちと一緒に振り付けを見せる一幕もさらに、ボイメンはTVアニメ主題歌『進化理論』と、『ガッタンゴットン GO!』をサプライズ披露!
客席にまで入っての熱のこもったパフォーマンスに、会場も沸き返り、佐倉は「童心に返るってこういうことなんだなって」と、感動し、吉田も「すっごいいい歌!」と、ついついマイクを持つのも忘れて生声で称賛していた。
そして佐倉から「たくさん、たくさんいろんなキャラクターなどが登場します。私は少し泣きそうなところがあったりと、いろんな感情が揺さぶられる作品になりました。『シンカリオン』を好きでいる子どもたち、大人たちにも楽しんでもらえると思います」と、メッセージを寄せ、観客たちと声を合わせてコール&レスポンスして終演を迎えていた。
劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』は27日より全国公開!