映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファース ト・ジェネレーション』(監督:杉原輝昭/配給:東映)完成披露舞台あいさつが16日、東京・丸の内TOEIで開かれ『仮面ライダーゼロワン』から高橋文哉(18)、岡田龍太郎(25)、鶴嶋乃愛(18)、井桁弘恵(22)、『仮面ライダージオウ』から奥野壮(19)、押田岳(22)、大幡しえり(21)、劇場版ゲストの女優・生駒里奈(23)、和田聰宏(42)とともに開いた。
2000年から始まった平成仮面ライダーシリーズが20作目『仮面ライダージオウ』で終わりを告げ、新時代へ突入。令和第1作となる『仮面ライダーゼロワン』では人工知能(AI)をテーマに、AIが導入された未来の姿と、そこで生まれる悪との戦いを描いている。本作では平成仮面ライダー最後の『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダーゼロワン』の世界がクロスオーバーし、観客たちを楽しませることとなる。
高橋は、「ついに僕たちの映画が完成して、みんなに届くんだなと思ってワクワクしている気持ちでいっぱいです」と、公開が待ちきれないようで、岡田は「仮面ライダーの枠にとらわれていなくてワクワクしています」と、見たことのないものが見せられると自信。
先輩となり『仮面ライダーゼロワン』チームを見守った奥野は、共演したのが高橋と鶴嶋だったため、「ゼロワンチームのことは分からない部分はありますけど」と、前置きしつつ、「シーンにしっかり向き合っていて、お芝居が好きなんだろうなって。好印象で一緒に映画を作れてよかったなって思います」と、その熱意に打たれたという。
逆に高橋は、『仮面ライダージオウ』チームの雰囲気や演技を見て、「1年間やられてきた貫禄を感じて、こうして映画をやらなかったら感じられなかっただろうなと思います。見ていて、僕たちが『ジオウ』チームのような雰囲気を出せる可能性があるんだな、僕らはそのスタート地点に立たせて頂いたんだなと感じました」と、感じたという。
続けて、司会から高橋へ撮影中のエピソードについて質問が。これに戸惑う高橋だったが、奥野が小声で「ご飯に行ったことじゃない?」と、さりげなくフォロー。高橋もこれにうなずきつつ、「奥野さんにご飯に連れて行って頂いたんです。撮影後、僕のメイクを落とすのも待ってくれて。作品のことから、プライベートのことまで聞いてもらってありがたくて」と、感謝し、奥野も「すっかり先輩風を吹かせてもらいました」と、笑いながら応じていた。
ほかにも作品の見どころへ、奥野は「“変態カメラワーク”というか、すごいカメラワークで撮ってます(笑)。掛け合いのシーンもすごい良いものができていると思うし、そこも観てもらえたらなと思います」と、キャッチーなワードも入れ込みアピール。
押田も、カメラワークの凄まじさを語っていたが、奥野のことについても口にし、「1年前に『仮面ライダービルド』の方たちと一緒に出演させて頂いて、壮と先輩たちを見て『1年後こうなっていられるんだろうか』と思っていたんです。それが、壮がこの作品では先輩になれていたんです!1年一緒にやっていかたら、それを見て泣きそうになったんですよ!格好いい男になっているので観てやってください!」と、熱い胸のうちをぶつけていた。
映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』は21日より全国公開!