『関西ジャニーズJr.』今江大地、佐野瑞樹、米原幸佑、近藤頌利、丸山敦史、花奈澪らが18日、東京・六本木の俳優座劇場で舞台『冒険者たちのホテル~ドラゴンクエストXに集いし仲間たち~』(演出:佐野瑞樹)ゲネプロを開き、仕上がり具合をメディア向けに披露した。
2016年に演劇集団イヌッコロにより上演され、17年には『ドラゴンクエスト夏祭り2017』の会場である東京ビッグサイトでも上演された舞台が再び俳優座で上演。オンラインRPG『ドラゴンクエストX』にハマった作家の主人公・藤澤智彦がオフ会をホテルのロビーで開催するのだが、ゲーム仲間やホテルの従業員、編集者、さらには藤澤の妻まで巻き込みドタバタを繰り広げ笑って心も温まる舞台となっている。
ゲネプロでは、ドラゴンクエストおなじみの音楽や効果音も演出に取り入れられるなか、藤澤が右往左往して振り回される姿を今江が熱演。早口にまくし立てたりと、テンションの高い演技を披露するものとなった。
終演後には囲み会見を開催。本舞台で初主演を果たした今江だが、会見の一番最初に初日への意気込みとゲネプロの感想を問われ、「ああ、俺からか」と初々しさ全開で、ほかのキャストからも「そらそうやろ!(笑)」と、ツッコミが入りはにかむ姿が。
今江は「キャストの方たちと優しいスタッフさんとかと、僕の初めての主演がこの方たちで本当に幸せでした。めちゃ楽しいです!」と、座長としてカンパニーの仲間たちとしっかりやりとりできたよう。ゲネプロの手応へは「まあまあですね(苦笑)。はじめ、緊張して足震えてて、あかんなとは思いました」と、ちょっと自信なさげ。
その緊張を表すように花奈は今江へ「きょう結婚指輪をゲネプロ中に落として、蹴ってしまっていて」ということもあったり、丸山も「カーテンコールでの今江大地くんの登場のシーン。歩き方がすごい可愛いんです(笑)。もしかしたら千秋楽には進歩して堂々とてくてく歩いてくるかも」というと、ほかのキャストからも「小学生の入場やもん!」「運動会の入場やもん!」「シンプルに歩くのが下手!」と指摘が入り、今江は「あれめっちゃ緊張するんですよ」と、恥ずかしげに釈明も。
そんな今江へ佐野は「マンツーマンでけいこをしてきて、僕の伝えたいことをたくさん伝えて、しっかり成長してきたので、あとは本番を楽しんでくださいと。どこへ出しても恥ずかしくないように鍛え上げなきゃと思ってやってきました。自分を天才だと思ってやってもらいたいです!」と、背中を押すことに。するとほかのキャスト陣から「天才やから大丈夫」と、声がっかかり「自信満々ですよ!」と、ちょっと声のボリューム小さめで話していた。
初主演で初日へ向け今江は「すごい緊張しますし、不安もいっぱいありますけど、このステージに立つことを楽しみにしています」とアピールしていた舞台『冒険者たちのホテル~ドラゴンクエストXに集いし仲間たち~』は18日から28日まで俳優座劇場にて上演!