ジャニーズJr.でアイドルグループ『HiHi Jets』の髙橋優斗、アイドルグループ『V6』の長野博が10日、都内でWOWOW『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』完成披露試写会&舞台あいさつを女優・中山美穂、木村多江、大島優子、俳優・上地雄輔、深川栄作監督とともに開いた。
現代社会の家族像を3つの家族を通して描く作品。髙橋は主人公でレディコミ漫画家・百々子(中山)を母に持つ大学生・内田柊司役を、長野は百々子の元夫で百々子の住むマンションに若妻・流美(大島)とともに引っ越してくるデイケア職員の葉介役を演じる。
イエローチェックの上下のシルエットで登場した髙橋。「僕のことを知らない方もたくさんいらっしゃると思います」と、緊張気味に前置きしつつ、「台本を開いたときに一流の第一線の方たちと演じられるんだという責任と緊張を感じて、演じました」と、武者震いしたのだとか。
続けて、柊司という役へは、「大人だけれど、子供もみたいな感じです。演技経験が少ない中で一生懸命演じました。よろしくお願いします」と、前を向き、その演技プランとして、「柊司ならこうするのかなとか考えながらで、19歳と20歳を演じるのでたぶん思春期もあって、お父さんとお母さんが大好きなんだけれど、それがうまく表現できなかったんじゃないかとかを考えて、自分でこれだと思って現場に行ったんです。そうしたら、監督に見せると『こう笑ってみようか』とか不思議な世界観とか、アドバイスを頂いて、経験のない僕なりに楽しかったなと」と、語っていた。
一方、長野は「このドラマは共感できるなというところや、“やっぱドラマだよね”という部分、両方が含まれていて楽しめます。音楽もオシャレで、どっかから引っ張ってきたわけではなくて、この作品のために書き下ろされています。それに、こういうカット寄りをされるんだなと感じたり、片岡鶴太郎さんも出演していますがアドリブもあります」と、さまざまな魅力を。
長野は元妻が近くに住んでいるという設定だが、長野は「中山さんの衣装は漫画家ということもあってすごくあるんですが、どれを着ても似合うなぁって」と、いきなり口説きだし、中山を、「ええっ!?困ります」と、テレさせることも。
さらに、長野は大島へ、「優子ちゃんは誰にでも話しかけて現場を和ませてくれていくれるんです。楽しくやらせて頂く現場でしたね」と、ムードメーカーだったと話し、逆に大島は「撮影の合間とかは夫婦ということもありますし、新婚さんということだったので、長野さんを知らないと思って、プライベートの質問をしていました。良くておいしい(お店)の情報とかを教えて頂きました」と、コミュニケーションをとれていたそうだ。
イベント後半に、髙橋は中山との家族関係の話題になった際に百々子の夫・櫂斗を演じる生瀬勝久のことを語りだし、「生瀬さんにこういう口調で言ってみたら良いんじゃないかとか、難しい役と言われますが楽しくやらせて頂きました」と、最初は語っていたものの、「生瀬さんって結構やっかいで、本当に撮影直前まで僕をイジってきて……『お前芸歴何年だ?』『5年です』『俺は40年だ!』とかイジってきたりして……」と、とにかく絡まれたのだとか。
長野もその髙橋と生瀬のやりとりを見かねて「後半はもうやめてくださいと言ったんですけど……」というと、逆にヒートアップしたそうで、髙橋は「生瀬さんやめないんですよ“必殺若手潰し”とか言っちゃって(笑)。それに、生瀬さんと大島さんが組むのが本当にやっかいなんですよ!」と、大島まで累が及び、大島は「飛び火してきた(苦笑)。でも、それは愛情ですよ(笑)」と、しれっと返答。
しかし、髙橋は止まらず、「クランクインして1、2週間のときに、僕がジャニーズで私服がダサいランキング1位だったってことを言ったら、数日間大島さんに言われ続けて……」と、嘆き節!そんな状況だっただけに、髙橋としては「本当に中山さんといるときが救いでした」と、ため息をついていた。
ほかにも、長野と髙橋は初共演したということで、その感想を問うと、長野は髙橋へ「年は倍以上離れていますけど、弟みたいな感じですっと入ってくるんですよ」と、こちらはちゃんと可愛がっていたそう。髙橋はといえば「ジャニーズのカウントダウンコンサートで、いっぱいジャニーズJr.がいるなかで楽屋に来てくれて。そうしたらほかのジャニーズJr.から『あいつ長野くんと話てる!』と言われたので、『俺、長野くんに店教えてもらったから!』と、自慢になりました」と、無邪気にはしゃぐ様子を見せていた。
『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』は11日より毎週土曜・午後10時より全8話でWOWOWにて放送!なお、第1話は無料放送となる。
※関連記事
・中山美穂「一風変わった感じに見てもらえれば」!上地雄輔 監督からの詩人のような指示に困惑や大島優子は「ドキドキするシーンたくさん」