お笑いコンビ『ミルクボーイ』の駒場孝(33)と内海崇(34)が28日、東京・ヨシモト∞ホールで『ミルクボーイ ケロッグ公式応援サポーター就任式』に登場した。
昨年12月22日に開催された漫才日本一を決める『M-1グランプリ2019』の決勝大会で、通称“コンフレーク漫才”と呼ばれる、母親が好きな朝食のメニュー名を忘れてしまい、それがコンフレークか、コンフレークではないのかを掛け合う漫才で歴代最高得点をたたき出し、その後もモナカの漫才で優勝をかっさらった『ミルクボーイ』。そんな2人へ向け、日本ケロッグがついに動き2人を公式サポーターに任命することとなった。
まずは、日本ケロッグ合同会社の執行役員マーケティング本部長・山田実氏から、『ミルクボーイ』の『M-1グランプリ』の優勝へ、「優勝誠におめでとうございます。グランプリの大舞台でコーンフレークをネタにされた、漫才が史上最高得点を叩き出して優勝すると、タイムリーに弊社のツイッターでもツイートしまして、大きな波になりました。弊社としても非常に嬉しく、思っております」と、反響があったという。
さらに山田氏は、「コーンフレークになくてはならない『ミルク』がついているコンビ名で、ケロッグから公式に応援サポーターにと思いました」と、説明。また、この起用に「3つ理由があります」といい、「これだけ大きくコーンフレークを大きな話題にして頂いた感謝の気持ち。2つこれを一過性に終わらせずにこの流れう大きくしていきたい。3つめはほかにの商品の拡売にもご協力頂ければ」と、狙いも明かした。
そんな2人が就任式を迎えることになったが、会場では実はコーンフレークのネタは冷静に考えると意外と同社が怒りそうな部分が多いということが次々と暴露され、駒場は「俺は言ってない!緊張してたから記憶が」と、すっとぼければ、内海は、ツイッターで同社がうまくフォローしてくれていたことで命拾いしたといい「フォローしてくれなかったら、燃えカスになって炎上してますから」と、しみじみだった。
会場にはトニー・ザ・タイガーも駆けつけ、2人へ公式サポーターの証となる名前入りの真紅のスカーフをプレゼント。内海は「本当にもらえると思いませんでした」と、感激。しかもトニーもポージングしてくれるというおまけもついた。
そして工場直送のコーンフレークを実食。同社執行役員サプライチェーン本部長兼、高崎工場長の松原剛氏が運んでくることとなったが『ミルクボーイ』の2人が「色も艶も良いような気がします」「ホンマにうまい」「人生最後でもご晩御飯でも食べられます」と、ヨイショしまくり松原氏もすべてに「そうです!」と答えるなどノリノリだった。
さらには、漫才のネタ中でも取り上げられていた“本当は10角形”の栄養成分表について修正レクチャーを受けるセッションが開催され、2人も認識を新たにすることとなり、公式になって以降初のコーンフレークをネタにした漫才も披露。「人生の最後はコーンフレークでもええかもしれない」「5角形じゃなくて、10角形なの!それくらい栄養が入ってるって俺はずっとそう思ってたの!」と、コーンフレークをもフォローするネタに変化し、会場に訪れたギャラリーも大爆笑となっていた。
また、会見ではほかにも、『ミルクボーイ』出演CM動画の制作が決定したことや、SNSと連動した『コーンフレークやないか!』企画を展開していくことも発表された。