アイドルグループ『STU48』の石田千穂、岩田陽菜、今村美月、門脇実優菜、甲斐心愛、中村舞が29日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージで4thシングル『無謀な夢は覚めることがない』発売記念イベントを開き、700人の観衆とともにイベントを楽しんだ。
瀬戸内7県を拠点として2017年に誕生した『STU48』。昨年4月に念願の船上劇場『STU48号』が完成し、さらに活動の幅を広げ、今年1月18日の東京ドームシティホールでの単独コンサートでは新キャプテンに今村、新設の副キャプテンに福田朱里が指名されるなど、新たな動きも活発になっている。そんな同グループが29日となる同日にアップテンポな4thシングル『無謀な夢は覚めることがない』を発売することから開かれたイベントとなる。
同曲MVの白一色の衣装で登場しさっそく1曲目から『無謀な夢は覚めることがない』をパフォーマンスした6人。直後のMCでは、楽曲の紹介やMV撮影地などをアピールしつつ、今村から「リリース日、当日にイベントをやらせてもらえるということできょうは特別に無謀なチャレンジを頑張りたいと思います。先程披露した『無謀な夢は覚めることがない』を倍速で踊っていきます!」と、宣言。
こちらは同曲は1.5倍速、2倍速、3倍速と“無謀”さを増していく構成となっており、門脇は「ダンスには自信があるので、ちょっと気合を入れていきたいなと思います」と、意気込めば、中村は「MVの時にたくさん練習したから、これは無謀じゃなく“有謀”なチャレンジです」と、笑った。
そして1.5倍速からはじまったが、これはメンバーたちも手応えありといった感じで、終わった後にも笑顔でハイタッチする余裕が。続けて2倍速、頑張りを見せなんとか踊り切ったが、終わった後には息を切らせたメンバーがその場にへたりこむ一幕も。そして3倍速、全員マイクを置いてダンスに集中することとなったが、踊りきれず途中で曲がストップ……という結果に。
これに今村は「ちょっと悔しんだけど。今年中に……」と、再チャレンジをほのめかしていた。その後、メンバーの無謀な夢について質問がされ中村は、「私の今年の無謀な夢はブラックホールに吸い込まれたい」と相当な難易度のものを挙げれば、甲斐は「始球式をしたい!」と、こちらは現実味がありそうなものをみせていた。
ほかにも楽曲『ペダルと車輪と来た道と』、『夢力』を披露し、最後に石田から「4thシングルが発売できるのも、いつも応援してくださっているみなさん、かかわってくださっているみなさんのおかげです!STU48今年で4周年目ということで、みなさんと一緒に“無謀な夢“とかいろんなことに挑戦していきたいと思います。よろしくお願いします!」と、あいさつしてイベント部分は終演を迎え、その後握手会が行われた。