ももクロ恒例バレンタインイベントが開催！
“ももクロ”ことアイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子（25）、玉井詩織（24）、佐々木彩夏（23）、高城れに（26）が8日、神奈川・横浜アリーナでニッポン放送『ももいろクローバーＺ ももクロくらぶxoxo バレンタイン DE NIGHT だぁ～Z！2020』＜裏＞を開き、集まった1万2000人の観客を熱狂させた。
同局の番組公開イベントで、2012年から8年目となる『ももクロ』によるバレンタインイベントで、今年も8、9日の両日で例年通り＜裏＞、＜表＞での開催となる。
開演時間になると、垣花正アナウンサーのアナウンスで、一体ももクロの“裏”とはなんなのかという哲学的な問いが映像とともに流れ、その答えは『あまり見たことのないももクロの姿』とし、これからメンバーたち1人1人が“もしもの世界”をアドリブ一人芝居をしていくということが伝えられた。
そして、体のラインが出る大人っぽい衣装とともに、キリッとした表情で現れたメンバーたちは1曲目の『STAY GOLD』を、スタイリッシュ目な感じで披露。続く『MORE WE DO』では、メインステージから会場中央に設置されたセンターステージに移動しながらモノノフ（ももクロファンの名称）たちとハイタッチしたりと近い距離で楽しんだり、百田＆佐々木と玉井＆高城がそれぞれの肩に手をかけてのパフォーマンスをしたりと目を引き、『イマジネーション』を歌い終え、ファーストMCへ。
百田が「こんばんは！」と観客たちにあいさつしたが、まだ午後4時前だったということもあり、百田が「こんにちは！」と、言い直すいい感じて力が抜けたMCで楽しませる。同所では、昨年、吉永小百合と天海祐希が共演した映画『最高の人生の見つけ方』にて、ももクロのライブに参加する2人という設定で実際にステージに立った思い出も披露した。
そしていよいよ、一人芝居のアドリブコーナーへ突入することになったが、百田が、「これ本当に怖いんですよ。こういうシチュエーションがありますというのはあるんですけど、台本でうちらが話すところに、カッコの中に爆笑トークをお願いしますと書いてあって……みんな味方だからね！」と、モノノフたちへ応援を求めると、高城がいきなり、「甘ったれんな！」と一喝！これに玉井が「れにちゃんだけ、みんな敵ってことでいい？」と、詰めだし高城は即、苦笑いでモノノフたちに協力を求めていた。
『う～ぷろん、ら、ぽると～！』でアドリブ芝居がスタート。先陣を切ったのは佐々木。以前から心の中に秘めていたというYouTuberになるという夢を普段着のようなパーカー姿で演じることとなり、“あーチャンネル”を開設し、美容系YouTuberとして「毎日メイクをやりまーす！」と、自身のアイラインを引くという動画を撮影。目が寄り気味という佐々木は、外にアイラインを引くことを重視しているといい、この企画のために、イベント開始時はアイラインを引いていなかったと告白。そんな佐々木は、鏡を覗き込むような感じでカメラにアップする瞬間も何度かありモノノフたちからはたびたび歓声が沸いた。続けては、お笑いコンビ『ぺこぱ』を1人で表現に挑戦し、松陰寺太勇の大げさな動きや自己紹介に“ひゅー”を入れたり、「悪くない」「時を戻そう」「とも言い切れないだろう」などのセリフを盛り込み、特徴を掴んだ芝居で魅せた。
そんな撮影をしているところに、タレントでYouTuberとしても活動しているヒロシがゲスト登場。ヒロシへどうしたら再生数が伸びるか指導をあおぐこととなり、佐々木の好物であるシュークリームを食べる動画を工夫する姿があったり、ヒロシの持ちネタを佐々木が披露し楽しませることに。さらに、佐々木とヒロシのトークコーナーもあり、佐々木が「You Tubeってどれくらい儲かるんですか？」と、ぶっこむ瞬間も。
2人目のアドリブ芝居は玉井。『JK玉井詩織のもしも世界』と題して、セーラー服で現れた玉井は、「完全にコスプレだよなぁ」と、ぼやきつつも、『君の膵臓をたべたい』のヒロインの真似をしたり、『HAND CLAP DANCE』や、スカートの下に赤いジャージを履いて、ペットボトルのボトルキャップを回し蹴りで吹っ飛ばす、ボトルキャップチャレンジを敢行したりと、女子高生生活を満喫。
すると、ゲストの大橋未歩アナが「しおりーーーん！」と、玉井の愛称を言いながらセーラー服で登場。大橋は「私は誰がなんて言ったって女子高生なんだよ！」と頑張ったセリフで沸かせたり、女子高生の流行り言葉当てクイズを開催。そのなかでリアルに恋してるの意味の“リアコ”当てがあったが、玉井が「ももクロの玉井詩織が制服着ててマジ、リアコだった」と言って正解してしまい、玉井は「リアルコスプレだと思ったのに……」と、戸惑う一幕も。
芝居終了後の2人のトークでは、ガールズトークを展開し大橋アナが中・高校時代は「反抗期が長くて、家で部屋に閉じこもったり、母親のツボを割ったり、父親からポケベルを壊されたり」と、意外と過激な一面を披露したり、玉井も「女子校に通っていたので、制服の下にジャージを着るのはやってました。寒いから」というエピソードや、アイドルになるつもりがなかったが、「偶然が重なってアイドルになった」ということも告白したりと、こちらも意外な一面が顔をのぞかせていた。トークの最後は、玉井が大橋アナのラジオ番組への出演を約束していた。
【後編（百田夏菜子 自分の思いを乗せた新曲熱唱！高城れには原田龍二に「マイカーまだ乗ってたんですか？4WDの」とぶっこみも）へ】
■セットリスト
M1：STAY GOLD
M2：MORE WE DO
M3：イマジネーション
M4：The Show／玉井詩織
M5：じれったいな／高城れに
M6：だって あーりんなんだもーん☆／佐々木彩夏
M7：それぞれのミライ／百田夏菜子
M8：サラバ、愛しき悲しみたちよ
M9：労働讃歌
M10：仮想ディストピア
M11：HOLIDAY
M12：猛烈宇宙交響曲～第七楽章『無限の愛』
M13：Z伝説～ファンファーレは止まらない～
M14：オレンジノート
