“ロマサガ”の略称でも親しまれている人気ゲーム『ロマンシング・サガ』の舞台化第3弾『SaGa THE STAGE ~約束のマルディアス~』が今年11月に上演されることが16日、発表された。
『ロマンシング・サガ』の舞台といえば2017年4月に3の世界を舞台とした『ロアーヌが燃える日』、18年秋には2の世界を描いた『七英雄の帰還』が上演された。
今回の発表は16日、東京・池袋の東京芸術劇場で開催された『ロマンシング サガ オーケストラ祭(フェス)』にて発表。その昼公演のアンコールに、サガシリーズ総合ディレクター・河津秋敏氏がスペシャルゲストとして登場すると、「今年も舞台をやります!」と声高らかに宣言。今年11月にサガシリーズ30周年を記念したものといい、河津氏は「『ロマンシング サガ』、『ロマンシング サガ ミンストレルソング』をベースにした物語になります」と説明
これにMCから「ちなみに曲の発注は?」と質問。河津はステージにゲストとして登壇していたサガシリーズの作曲をしていることでも知られる“イトケン”の愛称でも親しまれる伊藤賢治氏に「やってくれるよね?」と呼びかけると、「家でしっかり仕事をしろということですね(笑)」と快諾。さらに「期待してます」と河津から声をかけられ、「ヤベ!がんばります!」と気合を入れていた。
また、この日の『ロマンシング サガ オーケストラ祭(フェス)』は2部構成のステージで、第1部は『ロマンシング サガ』の『オーバーチュア ~オープニングタイトル』からスタート。演奏は東京ニューシティ管弦楽団で、指揮を務めるのは内藤彰氏。ピアニストの大嵜慶子氏を加え、ドラマティックな幕開け。その後、『ロマンシング サガ』より『迷いの森 ~下水道 メドレー』、『バトル1 ~バトル2 メドレー』、『ロマンシング サガ2』より『遥かなる戦いの詩』『帝都アバロン ~皇帝出陣 メドレー』『バトル1 ~七英雄バトル メドレー』、『ロマンシング サガ3』より『プロローグ ~死食の脅威~』『フィールド ~バトル1 メドレー』『アビスゲート ~四魔貴族バトル1~2 メドレー』を演奏。合間に、伊藤氏がそれぞれの作品の音楽を作った頃の思い出などを語り、どんな思いが込められているのかを観客に伝えた。
第2部は『ロマンシング サガ ミンストレルソング』より『オーバーチュア』とオルガン奏者・中澤未帆がパイプオルガンで演奏に加わり『巨人の里 ~ 邪聖の旋律 メドレー』『最終試練~死への招待状 メドレー』を。2018年に上演された舞台『SaGa THE STAGE ~七英雄の帰還~』より『クイーン誕生 ~オープニングアクト』、ヴァイオリニスト・真部裕も参加した『テンプテーション? RS Version』、『愛の歌 ~満ち足りた二人:ノエルとオアイーブ』を。そして最新作『ロマンシング サガ リ・ユニバース』より『候国の旗のもとに』『頂を目指して ~Grave Battle メドレー』『再生の絆 ~Re;univerSe~』を演奏。こちらでも合間に、伊藤氏がそれぞれの楽曲の制作やレコーディングでのエピソードを披露し、感動的なフィ
ナーレを迎えていた。
『SaGa THE STAGE ~約束のマルディアス~』東京公演は11月12日から16日までサンシャイン劇場、大阪公演は11月20日から23日までサンケイホールブリーゼにて上演!なお、チケットは2月16日から3月15日までe-STOREにて先行抽選予約受付中。詳しくは公式サイト(https://store.jp.square-enix.com/sp/saga_stage_yakusoku/index.html)にて。
■チケット
特典S席 12,000 円 S 席 9,800 円 A 席 7,800 円 (全席指定・税込)
■スタッフ
[世界観監修・脚本原案] 河津秋敏 (株式会社スクウェア・エニックス)
[脚本] とちぼり木 (株式会社スクウェア・エニックス)
[音楽] 伊藤賢治
※過去記事
・中村誠治郎ロマサガ2へ会見で技名連呼のガチっぷり!舞台第2弾でアクション監督に抜てきで「人生で1番頑張らないといけない」
・佐藤アツヒロ 初演出&主演「SaGa THE STAGE」急きょトリプルアンコールのスタンディングオベーションで会心の笑み!殺陣ふんだんの熱量高い仕上がり