歌手・LiSAが22日、東京・半蔵門のTOKYO FM内で『SCHOOL OF LOCK! キズナ感謝祭 supported by 親子のワイモバ学割』に登場した。
10代向けラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM、月曜~金曜・午後10時~)の番組15周年イヤーを迎えリスナーへ感謝の気持ちを込めて送る大型イベント。もともとは同日に幕張メッセ5・6 ホールでの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の防止と来場者・関係者の安全を考慮した結果、1度中止の決定に。しかし、本イベント MC をつとめる番組パーソナリティ・とーやま校長が10年間つとめた番組の退任前最後のイベントということもあり、同局にて午後2時から生配信が行われることとなった。
午後3時ごろに登場したLiSA。とーやま校長がテンション高く飛ばしていく姿に当てられたのかLiSAも「このテンションで行くと終わり頃に声が出ないと思います。いま20曲のライブだとまだ3曲目くらいなんですよ!」と、クールダウンを呼びかけるなかでスタート。
とーやま校長は「でも、LiSAちゃんだから休めないよ」と言ったが、LiSAは「よく言うよ!クレームも含めてきょうは言おうと思ってます」と、なにやら訝しげな雰囲気。
というのも、LiSAは「比べるのもどうかなと思いながらですけど、私はあしざわ教頭派!(笑)」と、とーやま校長派ではないと宣言。このことへLiSAは「最初に派閥を作ったのはとーやま校長ですよ。平手友梨奈さんの“教室”にはどれだけ行ったんですか?」と、問い詰めだしとーやま校長は「覚えてる限り7回くらい……」と、弱々しげに返答。
これにLiSAは「私のところは1回で(平手は)7回でこの差よ!」と、回数で差が出ていることを指摘。とーやま校長は「友梨奈ちゃんは高校生だし……」と、タジタジだったがLiSAは「歳!歳ね!!」と追及の手を緩めない。
とーやま校長が「配慮して……」と言ってみるも、LiSAはすぐさま「女の子に1番言っちゃいけない、『お前は一人でも生きていけるだろう』という感じ!」と、詰めていくこととなった。
その後も、とーやま校長はきょう眠っているときにLiSAが出てくる夢を見たということを必死に説明していたが、LiSAは「私に対して愛があるというんだったら私に対するクイズを出します!」と、出題することとなり、LiSAの出身地(答えは岐阜県)や、LiSAのファンは?という質問(答えはLiSAッ子)、昨年のツアーでハマっていた食べ物は?という質問(答えはシャインマスカット)と次々と繰り出していた。
視聴者からはこれらのやりとりを楽しむ声が寄せられたが、とーやま校長が仕切り直して好きな番組の“授業”はという質問がありLiSAは「生徒の方たちとの生電話。1人1人と直接そんなに長く話せることってないじゃないですか。本当にみんなと会話している気持ちになるというか、身近に感じられるというかそれが嬉しいです」と、しみじみ。
そこで、宮城県の17歳の女の子と生電話で話すことに。合唱部に新入部員が入ってこず、今年度に新入部員が入らないと卒業後は廃部になってしまうという危機を迎えているといい、部活勧誘の合同説明会もコロナウイルス拡大防止の影響でできなくなってしまったという苦しい状況だそう。LiSAは「『けいおん!』みたい」とたとえつつ、「きょう、もともとは幕張メッセでやる予定だったけど、LINE LIVEとかYou Tubeを通してたくさんの方が観てくれているので、そういうのができたらいいよね。検索して出てきたらワクワクするかもしれないね」と、アイデアを出す。
さらに話を深めて合唱部の方々に歌ってもらいたい曲へ「『紅蓮華』やってほしい~!何層(のハモリ)になるんだろう。それ聴きたい!それ(動画を)観たい!そのときは教えてください!」と、楽しそうだった。
なお、この模様は25日午後10時からの『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM/JFN38局フルネット)でオンエア!また番組公式You Tubeアカウント/LINE MUSIC公式アカウントにて31日まで配信アーカイブが閲覧可能となっている。