女性3人組ヴォーカルユニット『Kalafina』のWakana、Keiko、Hikaruが11日、東京・青海のヴィーナスフォート教会広場で21枚目となるニューシングル『百火撩乱』(SACRA MUSIC)リリース記念イベントを開いた。
2008年のデビュー以来、数々のアニメ楽曲を担当し、その抜群のコーラスワークで日本のみならず世界を魅了している『Kalafina』。『百火撩乱』は、現在放送中のTVアニメ『活撃 刀剣乱舞』エンディングテーマとなり、c/wには『カンタンカタン』、『とんぼ』の2曲も収録されている。初回生産限定盤A、B、通常盤、期間生産限定盤(アニメ盤)、完全生産限定盤(アナログ)の5形態で展開される。
午後1時30分ごろ、『Kalafina』のイベントではおなじみの観客たちを前にした公開リハーサルを開催。『百火撩乱』の楽曲を歌いながら調整していき、その間にはHikaruがトークでつなぐことになったが「トークが苦手なので質問を受け付けます」と呼びかけると、本日の衣装コンセプトのことがあがり「作品に合わせて和テイストになっています」と言いつつ、「初めて作ってもらったジャケット衣装です!いままでスカートをあわせていたんですけど、きょうはパンツをあわせているんです」と、おみ足を舞台の高くなっている部分まであげたセクシーなポーズを披露して観客を沸かせる。
すると、Wakanaが「Hikaruのパンツの横の部分も素肌が見える部分があってセクシーなんですよ」と、解説したりHikaruは「Keikoさんはいつでも脚を見せてくれるんですけど、いつもお願いしてるんです。みんなもいいと思うでしょ?でも、凝視はしないように。ちょっとならいいけど(笑)」と、お茶目さを見せていた。
そして午後2時過ぎ、いよいよ本番。『百火撩乱』では、会場センターの扉から雰囲気いっぱいに3人が登場し、会場いっぱいに声を響かせ拍手を受ける中MCへ。
Wakanaは、本日の天気がどんよりとした曇り空なことへ「さすがKalafina」と、よく野外イベントで雨が降った後になりやすいことなどを話しつつ、会場広後方の通路まで人がびっしり入っている様子などを見回すことも。
Kalafinaにとっても久々の和テイストな楽曲となる『百火撩乱』へ、Keikoが「歌いながらじわじわとサビに向かってあがっていく」という楽曲へWakanaは「コーラスワークを大事にしていて、包み込むようにと。私は景色が速く過ぎるなかで、重たい刀を振るように」と、イメージを。
一方、Keikoから『活撃 刀剣乱舞』の原作となるブラウザゲームから大ファンということが明かされたHikaru。レコーディングした当時と、現在アニメが放送されている今の楽曲への思いに違いはないかと振られたが、Hikaruはより思い入れが深くなったようで泣きそうになる部分もあったのだそうだ。
その後、『とんぼ』、『symphonia』を披露し、観客たちをバックに記念撮影を終えると、3人で客席に思い切り手を振ったり、Wakanaが客席に投げキッスを飛ばして沸かせながら楽しげにその後のイベントへと向かっていった。