映画『甘いお酒でうがい』大ヒット祈願イベントが開催！
女優・松雪泰子（47）、黒木華（30）、俳優・清水尋也（20）が24日、東京・スペースFS汐留で映画『甘いお酒でうがい』（監督：大九明子／配給：吉本興業）大ヒット祈願イベントを開催した。
お笑いコンビ『シソンヌ』じろうの“40代独身女性の川嶋佳子”ネタの、川嶋佳子がもし日記をつづっていたらということを想像して日常を描いた小説が映画化。松雪が40代独身OL・川嶋佳子を、その同僚・若林ちゃん役を黒木、佳子の生活に変化をもたらすふた回り年下の岡本くん役を清水が演じる。
松雪は休養期間に本作のオファーが来たそうで「作品に丁寧に向かいたいなと思っていたときで」と本作を演じるタイミングが合致したそう。そこで台本を読み「言葉が美しくて、詩的でユーモアがあって可愛らしくて、読み手のみなさんにもイマジネーションが広がっていく作品というか。ストーリーの中に没入していく感覚の素敵な台本でした。優しい気持ちになりますね」と、温かな感じが伝わってくるコメントを寄せた。
黒木はもともと原作小説を読んでいて大弾だったといい「好きな作品だったのでどうしようかな……というところはあったんですがやってよかったです」と、手応えありといった様子。演じるうえで「松雪さんとは何度がご一緒させて頂いていて、松雪さんとか佳子さんを笑わせられたらいいなと思っていました。テンポが笑いじゃないんですけど、心地よくて」と、しっかり笑いの要素も入っているそう。
一方、清水は年齢差のある佳子と恋に落ちるという役どころ。「これまで女性に恋に落ちる役をやらせてもらったことがあったんですけど、学生の役だったりして、これまでと違う新鮮な役でありがたいなと」と感じたのだとか。
しかし、その相手役が松雪だと聞いたときに清水は「おっ……」と、その場で5秒黙り、「光栄ですけど緊張しました。マネージャーさんに松雪泰子さんですか！？と聞いちゃいました。僕からしたら、TVに出ている人だ！映画に出ている人で」と、とにかく緊張したという。松雪は5秒黙ってしまった清水を見て「2まわりはなれてますもんね……」と、後ろを向いてしまいそうになったが清水は「恋愛に年齢は関係ないですよ」と、声をかけ、これには松雪も振り返ってニッコリ。
話が共演者同士の方向へ。松雪について黒木が「意外とお茶目です！一緒に遊んでくれたり」というと、清水も「そうです！」と大きく相づちを打つ。
続けて、松雪からすると清水へは、「すごくいろんな側面を俳優さんとして持っていることを、一緒にお芝居をして思いました。今回の作品はすごく新鮮な感じがしながら、清水くんはすごくナチュラルにされていて、役を演じるときと休憩のときと境界線もそんなになく、過ごしてくれて。現場では本当に、一体化しているみたいな感覚で」という。
すると黒木も清水へ、「普段の清水さんはそこまで知らないですけど、以前共演したときに『なんてすごい子なんだ！』と思っていて。ただ、『渇き。』とかで以前共演したものは、内にこもった役を見ることが多くて、この作品で共演したときに松雪さんがおっしゃったようにいろんな側面を感じたんです。まだまだにたくさんのものがあるんだろうなって。岡本くんはいじりやすい後輩というか、清水さん自身もそうしてくださいましたし、分かんないですけど、清水さん自身の年齢とか関係なくいろんな人と接することができるんだろうなと思いました。佳子さんを年上の女性じゃなく、佳子さんととらえているんだろうなと思ってます。キュンキュンしました」と、そのポテンシャルの高さを褒めていた。
その後、最近ハマっているものはというプライベートな質問もあったが、清水が「いちごパフェです！甘いもの大好きで、なんかパフェがすごく大好きで、小さいときにいっぱい入っていてアイスが乗っかっていてというのがずっと好きで。とくにいちごが好きで、いまも時期なので」と、熱弁していたところ松雪も「私もいちごパフェを先日食べましたよ」というと、一緒になったのが嬉しかったのかガッツポーズで喜びを表現する一幕もあった。
映画『甘いお酒でうがい』は4月10日より全国公開予定！
いちごパフェがつながりガッツポーズする清水
