“ナナシス”の略称でも親しまれているアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』が完全新作アニメーション『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』として今夏に期間上映予定であることが28日、発表となった。
ゲームは“アイドル氷河期”に突入した2034年、プレイヤーが支配人となった劇場型スタジオ“ナナスタ”を舞台に新たなるアイドルを育成してゆくという内容。2014年のサービスイン以来、全50人のアイドルが活躍するシナリオがこれまでに500エピソード以上展開。90曲を超えるオリジナルの楽曲とともにアイドルたちの成長ドラマが魅力的な物語として描かれ、DL登録者数200万人を超える多くのファンたちが楽しんでいる。
さらに楽曲は、20曲以上のシングルと5枚以上のアルバムがCD・配信で販売、2015年からボイスキャストたちが出演するLIVEはこれまでに10回開催されており、幕張メッセ、日本武道館といった大会場でもSOLDOUTを記録、LIVEの模様を収めたCDやBlu-ray/DVDも高セールスを記録している。
そんな本作のアニメは、作品内に登場する楽曲MVはこれまでも一部アニメシーンとして制作されていたが、今回はゲーム内では描かれていない新規オリジナルエピソードを70分の完全新作アニメとして作られることとなる。
スタッフは、これまで『Tokyo 7th シスターズ』の総監督として企画、原作、脚本、シリーズ構成、楽曲やライブ演出まで手掛けてきた茂木伸太郎氏が本アニメでも原案・脚本・音楽プロデューサーを担当。ゲーム内でも人気の楽曲を織り交ぜながら、「ナナシス」のメインユニット“777☆SISTERS”を主役にこれまでゲーム内で展開された数々のエピソードを踏まえて展開していくという。
茂木氏からは、「6年間、輝かしいものを作ろうと、ナナシスを作ってきました。その旅の過程で多くの出会いがありましたが、今回もまた幸せな出会いに恵まれました。数年前から自分でも見たかった『アニメーション』で表現するナナシス。その幸運な機会を通じ、ナナシスを知っている方も、ナナシスを知らない方も、誰もが楽しめるエンターテイメント作品にしたい。そんな気持ちで日々、スタッフのみなさんと奮闘努力し、制作しています。輝かしいものとはなんでしょう。その答えの1つを、これまで以上に明るく元気に、そしてまっすぐに奮闘するシスターズの姿から感じていただければ幸いです」と、メッセージを寄せている。
なお、本作を監督する北川隆之氏からは、「『Tokyo 7th シスターズ』という歴史ある作品に参加させていただき、プレッシャーを感じつつも、茂木さんとともに各スタッフ、いかにナナシスの魅力を引き出せるか力戦奮闘しております。『誰かの背中を押す』アニメならではの生き生きとした描写で、それが実現できればとても素敵なことだと思います。劇場でお会いできることを楽しみにしております。2020年、夏をお楽しみに」と、コメントしている。
この上映決定に伴い、キービジュアルを公開?春日部ハル、天堂寺ムスビ、角森ロナらメインキャラクター12人が描かれた夏らしいビジュアル。なお今回の発表に合わせて、特報映像も公開となった。
『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』の詳細は随時公開していくとしている。(※上映時期については延期の可能性もございます。)
■『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』特報映像
https://youtu.be/maqHlypIS8U
■作品概要
○スタッフ
原作:Donuts
原案・脚本:茂木伸太郎
キャラクターデザイン原案:MKS
企画:鈴木篤志/森山義秀/加藤和夫/茂木伸太郎
プロデューサー:松浦寿志/小田元浩/鈴木康治
ラインプロデューサー:坂上貴彦
監督:北川隆之
副監督:砂川正和
アニメーションキャラクターデザイン・総作監:菊池陽介
美術監督:杉本あゆみ
美術設定:新妻雅行
色彩設計:寺分神奈
音楽プロデューサー:茂木伸太郎
音楽:出羽良彰
音楽制作:ビクターエンタテインメント
制作:東映アニメーション
アニメーション制作:LandQ studios
製作:Project_t7s_A 製作委員会
○キャスト
春日部ハル:篠田みなみ
天堂寺ムスビ:高田憂希
角森ロナ:加隈亜衣
野ノ原ヒメ:中島唯
芹沢モモカ:井澤詩織
臼田スミレ:清水彩香
神城スイ:道井悠
久遠寺シズカ:今井麻夏
アレサンドラ・スース:大西沙織
晴海サワラ:中村桜
晴海カジカ:高井舞香
晴海シンジュ:桑原由気
六咲コニー/七咲ニコル:水瀬いのり
ほか
※記事内画像は(c)Project_t7s_A