EXILEの橘ケンチ(37)が17日、東京・新宿の日本青年館劇場で主演舞台「幽劇」(作・演出:久米伸明)の報道陣向け公開稽古を行い、「8月で暑いなか、ゴーストたちのヒンヤリとた人間ドラマ。ヒンヤリとしながらもなかに熱いものを持っているので、その熱量を楽しんでほしい」と熱烈PRした。
幽霊の常識を覆す、とびきり明るくてワルなゴーストギャングたちが、それぞれの後悔をテーマに、あの世とこの世で大暴れし、死を超えた繋がりを描くゴーストギャングエンターテインメント。
この日、稽古前に共演の味方良介(24)、多和田秀弥(23)、高橋健介(22)、伊万里有(29)、荒木宏文(34)らとともに報道陣の取材に応じた橘は若いイケメンキャストに囲まれ、「舞台をやるのは2年ぶりだが、こんなに勢いのある方々と一緒にいい時間を過ごせた。本番もがんばりたい」とやる気満々だ。
「僕の生き様を見て人生の生き方を考えてほしい」(味方)、「ケンチさんから”ますだおかだ”の”おかだ”と(あだ名を)いただいたので、本家に負けないようにがんばりたい、ウーワォ!」(多和田)、「“ガリレオ”の福山(雅治)さんのような色気を出せたら」(伊万里)など勢いのある共演陣に橘は「グループのときは年下とも接することがあるが、役者専門のみんなはそれとはまた違ってピュアで、おおいに刺激を受けて、自分もハタチぐらいのつもりで演じた」としみじみ。
稽古中のエピソードでは高橋が「ケンチさんが全員にジャージをつくってくれてうれしいが、ケンチさん、いつも筋肉の人と一緒だからサイズがLLで、全員タボダボ」と和ませれば、味方は「ケンチさんは毎日(六本木にある)筋肉食堂のお弁当を食べていた」、伊万里も「ケンチさんにいつも焼肉とかご飯に連れていってもらって、こんなにお金の要らない現場はなかった」とそれぞれ、ケンチ流のおもてなしを堪能した様子だった。同日夜開幕!