（2018年7月に弊社撮影）
ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIが、24日に放送されたバラエティ番組「中居正広のキンスマスペシャル」（TBS系）で、番組の最後にアメリカのロサンゼルスから緊急ビデオメッセージを寄せた。
今回の「キンスマ」は、2018年3月30日の放送を再編集した「金スマ波瀾万丈特別放送 YOSHIKI 衝撃の半生で知った、生きる意味」を放送。
番組の最後に、新型コロナウイルスの感染禍にある日本のファンに向けて、現在住んでいるアメリカのロサンゼルスから緊急ビデオメッセージを寄せた。
以下、全文
今まで当たり前のように身近にいた人が突如いなくなってしまう。そういった経験をされた方は僕以外にもいると思います。今まで当たり前のようにあった世界が急に変わってしまう。今はそういうときなのかもしれないですね。ただね、暗闇。暗闇は暗ければ暗いほど、小さな光であっても輝いて見える。今まで気づかなかった小さなことが、当たり前のようにあった日常が、実はすごく大切なことだったんだな、自分にとってどれだけ素晴らしい人が周りにいたんだろう、素晴らしいことが周りにあったんだろう。とても考えされられます。
今までは気付かなかった小さな光。その光を皆さん信じて、それが大きな光となって僕らを照らしてくれるようにね、そして1日も早い夜明けが来るように、みんなで協力し合って頑張れればなと思っています。
英語で僕がちょっとアレンジしちゃったのかな・・・God will never give you more than can bear 『神は耐えられない試練を人には与えない』。僕はその言葉をいつも信じて生きてきました。何かあるたびに強くなってきたから、これを乗り越えたときはみなさんもきっと強くなってるんだろうな。
音楽家として微力かもしれないですが、少しでも力になれればなと、1日も早い夜明けが来るように頑張りましょう。みなさんの健康と安全を心より祈っています。YOSHIでした。頑張ろうね。
途中、感極まった部分もあったが、最後はXポーズでちょっとハニカミながら、「無限の可能性ね」と、言って締めくくった。