子役の田中悠太、萩原壮志、大西統眞が18日、東京・新宿ピカデリーで映画『銀魂』(監督:福田雄一/配給:ワーナー・ブラザース映画)夏休みスペシャル舞台あいさつに登壇した。
漫画家・空知英秋氏が2004年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載している累計発行部数5100万部突破の大ヒットコミック『銀魂』が実写映画化!同作劇場アニメーションでも人気の紅桜篇となる。公開2週間で100万人を動員し興行収入20億円突破し、18日時点では興行収入33億円といまだ勢いが止まらない。今回登壇の3人はそれぞれ、小栗旬、岡田将生、堂本剛が演じた坂田銀時、桂小太郎、高杉晋助の幼少期を演じている。
劇中でも着ていた幼少期の和装姿で現れた3人へ、客席からも思わず「カワイイ~!」の声があがるなかスタート。3人とも多くの観客と報道陣を前にしているとあって緊張気味だったが、撮影当時の装いをしてみて、田中は「銀髪にすると銀時になったようで嬉しいです」と喜びがあったことや、萩原が「撮影のときから6センチ背が伸びたので、着れて良かったです」と、胸をなでおろすことも。
撮影のときの思い出は、「みんなでスタッフさんがつかまえてくれた、カブトムシを戦わせていたんですけど、1匹逃げたことです」と、田中が子供らしい思い出を語ったり、漫画『銀魂』全巻を集めるほど作品のファンで役に決まったときには泣いたという萩原は、「松下村塾が漫画とそっくりだったことが感動しました。真夏の砂浜を3人で歩いたんですが、3人ともアニメとか漫画の世界に入っているようで」と、感激していたそうだ。
作品を観てみて、それぞれ大人になってからのキャストに目がいっていたらしく、「迫力があって、とってもおもしろくてよかったし、小栗さんもかっこよくて、ああいうふうになりたいなと思いました。(目標は)小栗旬さんです」(田中)、「岡田将生さんは本当に格好良かったです」(萩原)、「堂本剛さん演じる高杉がかっこよくて、僕もあんな存在感のある俳優さんになれたら。(将来の目標は)堂本剛さんです」(大西)と、挙げて場内を沸かせる。
そんな3人だけに映画の見どころシーンを再現する企画が行われ、田中が刀を振りかぶって「しかとその目ん玉に焼き付けな!」と叫んだり、萩原が「ヅラじゃない桂だ!」、大西が「きょうはまたでけぇ月が出てるな」と、演じきり憧れのセリフが言えた喜びを口にしていた。
「みなさん、『銀魂』は最高の楽しい映画です!楽しんで観てください!」と、田中からPRしていた映画『銀魂』は絶賛公開中!