ギタリスト・MIYAVIが2日、東京・永田町の衆議院第一議員会館を来訪し、『Sign For Life』プロジェクトの署名を日本政府に提出した。
『Sign For Life』プロジェクトは、ワクチンの供給において世界トップクラスの実績を持ち、いち早く新型コロナウイルス感染症のワクチン開発支援と供給に取り組むグローバル・パートナーシップ『Gavi, The VaccineAlliance』(以下:Gavi)に対し、出資国である日本からの支援金増額を目指しており、本プロジェクトに賛同を求める署名活動となる。本プロジェクトを通し、新型コロナウイルス感染症のような感染症のワクチン開発とワクチン供給の重要さをより多くの人々へ伝え、出資国の一つである日本からGaviへの支援金を増やすことにより、感染症の世界的流行の影響を最小化し、全ての人に予防可能な病気から命を守るワクチンを届けることを目標に活動している。今回の署名活動は今年4月3日から5月31日まで行われ、3万5070人の署名が集まった。
2日の会場内では、遠山清彦財務副大臣を通し集まった署名を日本政府へ提出。会場には日本人初のUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使も務め、本プロジェクトに賛同したMIYAVIがマスクをして来場し、「本日この場所に来ることができてとても光栄です。このような活動を若い世代に伝えていくことが僕たちアーティストの大事な役割だと思っています。迅速なワクチン開発と供給がコロナウイルスの終息を担っていると考えており、LIVEを行うミュージシャンとしても1日でも早くエンターテインメントをみんなで楽しんでもらえるようになることを願っています」と、メッセージを寄せた。
また、同じく賛同者の歌手・AI、女優・水原希子もビデオメッセージで参加し、AIは「世界の子どもたちがワクチンで予防できる病気で命を失わずに済むように、このたび『Sign for Life』に参加しました。私は2児の母で、健康大国であるこの国で自分の子どもが元気に育ち、幸せになることを毎日願いながら生活をしています」といい、水原は、「新型コロナウイルスに限らず、世界中には予防可能な感染症がまだまだあります。1つでも多くの命を守るために、ワクチンの重要性を再確認し、日本と世界が協力しあって行くことを応援しています」とコメントした。