東京・有明に今月11日グランドオープンするミニチュア・テーマパーク『SMALL WORLDS TOKYO』。オープンに先駆けたオンラインプレス発表会が8日、開催された。
本施設は総面積約8000平米を誇る世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパークとして作成。ジオラマアーティストの金子辰也氏や、『マクロス』シリーズなどの生みの親としても知られるアニメーション監督の河森正治氏らとともに国産メーカー出身の実績あるエンジニアらが参加し、日本ならではの精巧な技術と先端テクノロジーが融合した”動くミニチュア世界”を実現している。
内部は、6つのエリアが展開。「宇宙センターエリア」「世界の街エリア」「関西国際空港エリア」「『美少女戦士セーラームーン』エリア」「『エヴァンゲリオン』第3新東京市エリア」「『エヴァンゲリオン』格納庫エリア」となっており、合わせて、オリジナルグッズを販売する「Souvenir shop」やレストラン「WHITE ART」もオープンする。
さらに、同所の特徴として、自分自身を精巧な3Dスキャナーで取り込んで1/80フィギュアを作り、“住民”としてフィギュアを置くことができる「住民権付きフィギュアプログラム」も用意され、より没入感を感じられるものに。
なお、今年4月に発令された緊急事態宣言の解除を受け「With コロナ時代」におけるエンターテインメント施設のモデルとなるべく、独自のコロナ対策『Fight Back COVID-19』を展開。「密集」、「密閉」、「密接」、「入れない」、「うつらない」、「うつさない」の6つの視点で行うといい、ゲストが2メートルの間隔を保持しながら楽しめるよう人数制限が行われたり、体温検査や非接触型アルコール消毒器の設置など対策を行う。
発表会では、本施設へ、株式会社SMALL WORLDS 代表取締役社長の近藤正拡氏は、「心のよりどころとなるような施設を目指したい」と説明。「『美少女戦士セーラームーン』エリア」では『美少女戦士セーラームーン』連載当時の麻布十番の街並みを再現することにも力を入れているといい、“失われた風景”が再現しているとも。
今後としては、さらに拡充していくとのこと。その一例として新型コロナウイルス拡大影響のため来日が遅れ監修が済んでいない箇所があり、監修が済み次第公開を予定と徐々に施設が彩られるものとなるという。
なお、今後、再度非常事態宣言が発令された場合、近藤氏は施設の停止を積極的に考えていることなどを明かした。
■『SMALL WORLDS TOKYO』概要
登記名:Little Ambassadors’ SMALL WORLD
敷延床面積:8076.84 ㎡
住 所:東京都江東区有明1-3-33有明物流センター
営業時間:OPEN 9:30 CLOSE 20:00 (最終入場 19:30)
■公式 WEB サイト・公式 SNS
スモールワールズ TOKYO 公式 WEB サイト:http://www.smallworlds.jp/
スモールワールズ TOKYO 公式 Instagram:https://www.instagram.com/smallworlds_official/
スモールワールズ TOKYO 公式 Twitter:https://twitter.com/smallworlds2020
スモールワールズ TOKYO 公式フェイスブック:https://www.facebook.com/smallworld2020/
※記事内画像は(c)khara (c)Naoko Takeuchi