東京・有明に今月11日グランドオープンするミニチュア・テーマパーク『SMALL WORLDS TOKYO』内覧会が8日、開催された。
本施設は総面積約8000平米を誇る世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパークとして作成。ジオラマアーティストの金子辰也氏や、『マクロス』シリーズなどの生みの親としても知られるアニメーション監督の河森正治氏らとともに、国産メーカー出身の実績あるエンジニアらが参加し、日本ならではの精巧な技術と先端テクノロジーが融合した”動くミニチュア世界”を実現した。
内部は、6つのエリアが展開。「宇宙センターエリア」「世界の街エリア」「関西国際空港エリア」「『美少女戦士セーラームーン』エリア」「『エヴァンゲリオン』第3新東京市エリア」「『エヴァンゲリオン』格納庫エリア」となっており、合わせて、オリジナルグッズを販売する「Souvenir shop」やレストラン「WHITE ART」もオープンする。
会場は1日を忠実に再現しており、時間ごとに朝・昼・夜が来る。時間によって雰囲気がガラリと変わり、その都度、新鮮な驚きを感じるものに。
エレベーターを降りるとまず目に飛び込んでくるのは「宇宙センターエリア」。ここは1970年代のアポロ計画時代と未来の宇宙センターという2つが同じ空間に存在するエリア。1970年代のアポロ計画時代では、サターンロケットVの打ち上げがサウンドとスモーク演出で臨場感たっぷりに再現。一方の未来の宇宙センターエリアは河森氏が手掛けた部分があり、こちらはまだ完成には至っていないが、できあがっていく姿が楽しめ今年9月にロールアウト予定という。
「世界の街エリア」と「『美少女戦士セーラームーン』エリア」は背中合わせに設置。「『美少女戦士セーラームーン』エリア」で作品のキャラクターを探す楽しみとともに、そこに生活している人の暮らしを垣間見る楽しみも。
「関西国際空港エリア」では、飛行機が誘導灯に従ってダイナミックに離着陸する姿や、空港の1日が感じられる。
さらに奥には「『エヴァンゲリオン』第3新東京市エリア」「『エヴァンゲリオン』格納庫エリア」が。「『エヴァンゲリオン』格納庫エリア」では零号機、初号機、弐号機の発進が再現されているが、その逆の格納される様子を見ることもできる。
続けて、「『エヴァンゲリオン』第3新東京市エリア」では、これまで知ることのできなかった街の全貌が一望できる場所もあり、作品のキャラクターとともに、ロケーションを探す楽しさも感じられる仕上がりを見せた。
また、同所の特徴として、自分自身を約2分で精巧な3Dスキャナーで取り込み、約2週間かけて1/80フィギュアを作り、“住民”として決められたエリア内ではあるが、好きにフィギュアを置くことができる「住民権付きフィギュアプログラム」も用意。これはどのエリアもフィギュアを置くことができるといい、関係者によると9月完成予定の河森氏の手掛けた未来の宇宙センターに自分のフィギュアを置くことも可能になるそうだ。
■『SMALL WORLDS TOKYO』概要
登記名:Little Ambassadors’ SMALL WORLD
敷延床面積:8076.84 ㎡
住 所:東京都江東区有明1-3-33有明物流センター
営業時間:OPEN 9:30 CLOSE 20:00 (最終入場 19:30)
■公式 WEB サイト・公式 SNS
スモールワールズ TOKYO 公式 WEB サイト:http://www.smallworlds.jp/
スモールワールズ TOKYO 公式 Instagram:https://www.instagram.com/smallworlds_official/
スモールワールズ TOKYO 公式 Twitter:https://twitter.com/smallworlds2020
スモールワールズ TOKYO 公式フェイスブック:https://www.facebook.com/smallworld2020/
※記事内画像は(c)khara (c)Naoko Takeuchi