増田貴久主演ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」キャスト発表!松下優也「個人的に30歳を迎えて一発目のミュージカル」や宝塚時代にフィンチ演じた春野寿美礼も出演

増田貴久主演ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」キャスト発表!松下優也「個人的に30歳を迎えて一発目のミュージカル」や宝塚時代にフィンチ演じた春野寿美礼も出演1

 アイドルグループ『NEWS』の“まっすー”こと増田貴久(33)が今年9月4日より主演予定のミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』(演出・振付:クリス・ベイリー)。そのキャストに笹本玲奈、松下優也、雛形あきこ、鈴木壮麻、林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、今井清隆らとなったことが14日、発表となった。

 本作は1961年にブロードウェイで初演され、以降1417回のロングランヒットという記録を打ち立てた傑作ミュージカル。2011年にはダニエル・ラドクリフ主演で上演され、トニー賞8部門にノミネートされるなど話題にもなった。ビルの窓ふき清掃員フィンチ(増田)がある日「努力しないで出世する方法」という本を読んで感化され、転職をして出世街道をひた走っていくのだが、ある日、重大なアクシデントが発生する……というコメディーが繰り広げられる。

 笹本はヒロインでワールドワイド・ウィケット社の若き秘書ローズマリー役を演じるが、「『ハウ・トゥー・サクシード』は子供のころに宝塚版を拝見していて、とても好きな作品の1つです。その作品で自分がローズマリーを演じるのだと思うと、嬉しい気持ちと共に不思議な気持ちになりました。素敵な楽曲やダンスにあふれ、明るく元気な気持ちになって頂ける作品ですので、私自身もとても楽しみにしています」と、アピール。

 社長の甥で郵便係員 フィンチをライバル視するバド役を演じる松下は「これだけ大きな作品に出演できることを嬉しく思います!コメディミュージカルということでお芝居も楽しみなのと同時に、歌も踊りも楽しそうで今からワクワクしています。個人的に30歳を迎えて一発目のミュージカルなので、気合を入れて素晴らしいキャストのみなさんとともに頑張りたいと思います。日本中がコロナなどで不安に包まれている中ですが、観に来てくださるみなさんに最高のエンターテイメントをお届けできるよう精進します!」と、意気込みを語っている。

 ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』東京公演は9月4日から同20日まで東急シアターオーブにて、大阪公演は10月3日から同9日までオリックス劇場にて上演予定!

 ■ほか出演者コメント
 ○秘書で社長の愛人のヘディ・ラルー役・雛形あきこ
 ミュージカルは人生初挑戦です。ストーリーは勿論、物語に出てくる1人1人がとても魅力的で。その1人になれるのならと、プ
レッシャーを感じながらも今から楽しみにしています。みなさんから愛してもらえるヘディになれるよう、頑張りますのでよろしくお願いします!

 ○ワールドワイド・ウィケット社の人事部長のブラット役・鈴木壮麻
 この作品には、フランク・レッサー渾身の名曲『ブラザーフッド・オブ・マン』という、みんなで歌う洒脱で元気の出るナンバーがあります。
 出演が決まった時、真っ先にこの歌のことが頭に浮かびました。
 あの場面に参加できる!身体中を血が駆け巡ったことを覚えています。この作品を知り尽くしている演出家クリス・ベイリー氏の
リードのもと、増田貴久さんを筆頭にカンパニー一丸となってお客さまの心に残る舞台を創って参ります。ご期待ください!

 ○秘書でローズマリーの友人スミティ役・林愛夏
 スミティ役として参加できることになり嬉しいです!
 主演の増田貴久さんをはじめ日本を代表する素晴らしいキャストのみなさまとご一緒させて頂ける事に大変恐縮しております。いよ
いよこれからだと気合が入っております。キャストのみなさまと力を合わせお客さまに元気と感動をお届けできる様頑張ります。
 どうぞ宜しくお願いいたします。

 ○郵便室長でフィンチの最初の上司トゥインブル役とワールドワイド・ウィケット社の会長ウォンパーの2役・ブラザートム
 How to Succeed 湾岸戦争勃発の日、僕はニューヨークに居た戦争勃発の日にミュージカルは上演されていた確か「ピアノのレッスン」 uptownから downtownへ流れる蝋燭の行進 勿論 反戦の為の行進 アメリカの懐のでかさにやられたそれがどうしたアメリカ?どうしたニューヨーク? 憧れのニューヨークが壊れているこの作品が僕の いやアメリカのニューヨークのHow to Succeedになるといいな

 ○社長秘書ミス・ジョーンズ役・春野寿美礼
 ハウ・トゥー・サクシードには宝塚歌劇で上演された1996年に出演させて頂いたことがあります。新人公演では第2幕のフィンチを演じたこともありました。コミカルで軽快なナンバーの中に心温まるメッセージが込められ、とても大好きな作品でした。そして再びハウ・トゥー・サクシードと巡り会い、この作品に触れる喜びを感じております。新たな気持ちで取り組んで参りたいと思います。

 ○ワールドワイド・ウィケット社の社長ビグリー役・今井清隆
 映画や舞台でも、何度も繰り返し上演されてきたこのミュージカル。音楽も振付も、とにかくHAPPYで、個性的なキャラクターばかり。今回このメンバーでどんな公演になるか、今から楽しみです!みなさん、劇場に元気をもらいに来てください。お待ちしています!

 ■STORY
 ビルの窓ふき清掃員フィンチ(増田)は、ある日「努力しないで出世する方法」という本を読んで感化され、出世を強く意識す
るようになる。“入るべきは大企業”という本の教えに沿って、ワールドワイド・ウィケット社に飛び込んだフィンチは、偶然出会った社長のビグリー(今井)に直談判。そんな彼を一目で気に入った秘書のローズマリー(笹本)は友人である秘書のスミティ(林)とともに何かと世話を焼く。
 人事部長のブラット(鈴木)に社長の関係者だと勘違いされたフィンチは首尾よく入社、トゥインブル(ブラザートム)が郵便室長を務める郵便室に配属される。そこには社長の甥で出世を狙うバド(松下)がいた。本の教えに沿って行動するフィンチは、社長秘書のミス・ジョーンズ(春野)にも気に入られ、ヘディ・ラルー(雛形)という専属秘書も付き、出世はトントン拍子。ローズマリーとの恋も上手く運んで、全てが順調……だったある日、重大なアクシデントが発生。果たして、フィンチの幸運もこれまでなのか……!?

 ■出演キャスト
 増田貴久、笹本玲奈、松下優也、雛形あきこ、鈴木壮麻、林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、今井清隆、三井聡、風間由次郎、木内健人、大村真佑、小原和彦、東間一貴、藤浦功一、MAOTO、松本和宜、りんたろう、咲良、田口恵那、堤梨菜、笘篠ひとみ、花岡麻里名、米島史子

 ■スタッフ
 脚本:エイブ・バローズ ジャック・ウェインストック ウィリー・ギルバート
 作詞・作曲:フランク・レッサー
 原作:シェパード・ミード
 演出・振付:クリス・ベイリー
 翻訳・訳詞:高橋亜子
 音楽監督:荻野清子
 演出補:荻田浩一
 振付補:エリザベス・クランドール
 美術:二村周作
 照明:高見和義
 音響:宮脇奈津子
 衣裳:前田文子
 ヘアメイク:宮内宏明
 歌唱指導:満田恵子
 通訳:伊藤美代子
 演出助手:坂本聖子、河合範子
 舞台監督:榎太郎