俳優・磯村勇斗（27）が27日発売のファッション誌『Oggi』（小学館）8月号の連載コーナー『悪い男』に登場する。
同コーナーでは、今をときめく人気俳優やアーティストが恋人目線で「妄想」デートを演じるというもの。磯村は、『もしもステイホーム中に磯村くんとZoomで会話したら』という設定で、女子心を惑わす“悪い男”を熱演する。
その具体的な設定として、『知り合って半年。彼と距離を縮めたいけど、今は気軽にデートに誘えない。そんな思いがつのり思い切ってZoomアプリで誘ってみた――』というもの。画面越しに真っ直ぐに見つめたり、床に寝転んでくつろいだ表情を見せたりしており、「ぼくのことを気になっているという女の子が同じ空間にいたら。相手の求めるまま、視線を合わせて反応を楽しんでしまうところがあるかもしれない。そんな“悪い部分”があるんです」「強引な男が好きな女性もいるけど、ぼくはそうなれなくて……。女の子から恋愛相談を受けてもずっと聞き役にまわるし、イヤなことは言わない。ときとして思わせぶりで勘違いされることにつながることもあるから……、やさしくするって難しいですよね」と、語っている。
この連載を撮影しているのは写真家・蜷川実花氏。撮影は、Zoomによる完全リモートで行われ、画面越しに磯村と対面し、ポージングや背景を指示して、スクリーンショットで切り取るという手法で行われた。この手法だけに、磯村も撮影を楽しみにしていたといい、「スマホのインカメラで自撮りしているような状況は不思議な感覚でした。ディスプレイに映ったキメている顔の自分に、心の中で『おい、お前、なんで今キメてるんだよ！』(笑)と、突っ込んでみたりして……。照れちゃいましたね」「このような状況下で生まれたスタイルですが、物理的に離れていても……たとえば海外にいるとか、そんな隔たりを取っ払える新たな撮影の方法になっていくのかな、とも感じています」と、コメントした。
