俳優・赤楚衛二（26）が6日、東京・イイノホールで実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』（監督：三木孝浩／配給：東宝） みんなの願いを叶えます！ふりふらリモート七夕祭りイベントを女優・浜辺美波（19）、福本莉子（19）、俳優・北村匠海（22）、三木監督とともに開いた。
『ストロボ・エッジ』、『アオハライド』などの作品で知られる漫画家・咲坂伊緒氏の作品が原作。実写映画とともにアニメーション映画も近日公開予定となっており、少女コミックの映像化としては類を見ない展開をすることも特徴だ。浜辺は明るく社交的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手な不器用なヒロイン・山本朱里役、朱里の義理の弟であり葛藤を抱えるクールな山本理央役を北村、内向的でうつむきがちな市原由奈役を福本、由奈の爽やかで天然な幼馴染だが自分の夢に関しては、本当の気持ちを言い出せずにいる乾和臣役を赤楚が演じている。
七夕も近いということで全員浴衣姿で登場。北村が女性陣に向けて「おきれいですよ」というと赤楚が反応し「ありがとう」と、お茶目さ全開。大勢の報道陣を前に「久々にみなさまの前に立つので緊張しています。浴衣がきついのか、緊張なのか酸欠な感じです（苦笑）」と、はにかんだ。
イベントでは、リモートで集まった学生の方々の質問に答えていくコーナーを開催。そのなかで「将来の夢が決まらないので、将来の夢を決めたときの瞬間は？」という問いかけに、赤楚は、自身が役者を意識したのが「高校1年生のときで、人を楽しませるのが好きで、人をどうしたら楽しんでもらえるか、家族を幸せにできるかと思ったときに、昔家族で映画を観ていたなと思って、映画の世界に入りたいと思って」と、振り返りつつ相談者へ「何がしたい、何が好きというのを突き詰めれば選択の幅が出てくるのではないかなと思います」と、アドバイスをしていた。
ほかにも、コロナ禍で友人と会ったりすることが難しい状況へ赤楚は「外で人に会えない状況ですが、リモートとか電話とかで、心はつながっていることはできるのではないかと思うので、もし、その全部、お友達と普通に会っていいですよというときに備えて、思いをつのらせていくというのも1つのなのかなと思います」と、気持ちを語ることもあった。
そして、「4人の悩みや葛藤が等身大でいまの高校生の方々に刺さると思いますし、1歩踏み出す勇気をもらえると思います」と、アピールしていた。
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は8月14日より全国公開予定！
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